【詩経に現れる薬名の整理考証】
本書は、『詩経』の薬用動植物の薬名と実用性について考証し、中国医学の薬文化の伝承に重きを置いて、中国医学の薬名の起源について明らかにする。本書では『詩経』の動植物や薬物の約180種類を収録し、草・木・菜・穀・果・禽・獣・魚・虫の九巻に分ける。それぞれの薬は、まず『詩経』中の原文項目を示し、次に『爾雅』『毛詩伝』『神農本草経』などの経典における呼称に基づいて釈義を施した上で、その由来と気味を説明し、最後に『名医別録』『本草経集注』『新修本草』『証類本草』『本草綱目』などの本草経典中の効能について整理し、各項目の下に編者の評語も付している。また、すべてに手描きの挿絵を載せ、知識性と芸術性を兼ね備えた内容となっている。縦組簡体字。
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目次や章ごとの切り替えなど、装丁・デザインも素敵な一冊です。
本书对《诗经》中的药用动植物药名及实用性进行考证旨在传承中医药文化，对中医药名称追本溯源。全书共录《诗经》动植物药物180余种，分草、木、菜、谷、果、禽、兽、鱼、虫九卷。每味药物先取其在《诗经》中的原文条目，再以《尔雅》《毛诗传》《神农本草经》等经典中该味药物的称谓进行释名，而后说明其药物来源与性味，最后梳理其在《名医别录》《本草经集注》《新修本草》《证类本草》《本草纲目》等本草典籍中的功效主治，某些药物条目下著有编者按语。全书配以精美手绘插图，知识性与艺术性兼备。
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