台湾有事と日本の安全保障 日本と台湾は運命共同体だ
/ワニブックスPLUS新書
渡部悦和,尾上定正,小野田治,矢野一樹
|
|
出版社:ワニ・プラス/ワニ・ブックス発売 |
出版年:2020年03月 |
コード: 352p ISBN/ISSN 9784847061639 |
|
|
|
米中の覇権争いが過熱し、韓国が中国陣営に飲み込まれそうな現在、台湾は日本にとって安全保障上の最重要地域である。日本の安全保障の枠組みは「日米韓」から「日米台」にシフトしつつあるのだ。中国共産党にとって「核心的利益」である台湾は、日本の安全保障上でも「核心的利益」なのだ。自衛隊の元陸将、元空将、元海将たちが中国の野望と台湾情勢、台湾防衛、さらには日本のとるべき道について緊急分析し解説する。
目次: 第一章 米中覇権争いと中国の安全保障戦略 米中貿易戦争と米中覇権争い 米中覇権争いに関する米国の見方 世界一の覇権国を目指す中国 中国の安全保障戦略
第二章 米国の安全保障戦略 国家安全保障戦略 国家防衛戦略 エア・シー・バトル構想 ランド研究所の「地対艦ミサイルによるチョークポイント防衛」 インド太平洋戦略 CSBAの新戦略「海洋プレッシャー戦略」
第三章 劇的に変化する朝鮮半島情勢
第四章 重要性を増す台湾 台湾の独立を巡る台湾と中国の攻防 米国にとっての台湾 日本にとっての台湾
第五章 シミュレーション:第四次台湾海峡危機 第三次台湾海峡危機の経緯と分析 米国の軍事介入を左右する条件 シミュレーション:第四次台湾海峡危機 シミュレーションの解説
第六章 日本の安全保障を考える インド太平洋戦略 日本の戦略から欠落した台湾 台湾有事と日本の法制度上の問題 日本の国家安全保障戦略など戦略文書の問題点 日本の安全保障のあるべき姿
|
|