方言校箋（附釋名校箋）
／周祖謨文集
精装
周祖謨 校箋
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| 出版社：中华书局 |
| 出版年：2022年12月 |
| コード：484624 286p 25cm ISBN/ISSN 9787101158724 |
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【周祖謨による『方言』校定本ほか決定版】
『方言』は漢代の揚雄の選で、もとの名を『輶軒使者絶代語釈別国方言』といい、中国有数の方言書として、漢代の珍しい方言資料を保存している。
周祖謨（1914～1995）による『方言校箋』は、宋代の李文授本を底本に、清代の戴震、盧文弨、劉台拱、王念孫、銭繹などの本を参考とし、三十種類以上の著作を傍証に加え、その是非を論じて改定を加えた。そのため、学界においても有意義な良本となり、後学は校勘に力を注いだり順序を分析したりする必要がなく、言語的な観点から『方言』の精髄を直接探求することに集中できるようになった。
今回の「周祖謨文集」第四巻では、中華書局1993年版を底本とし、文字の誤りを訂正したほか、すべての標点を補訂した。また、音序索引と筆画索引をさらに編集して巻末に附した。
また、中国有数の声訓学の書である『釈名』については、周祖謨も校訂を加えていたが、惜しくも前2巻を完成させたところで逝去したために未完に終わった。今回の「周祖謨文集」第四巻では、『文史』1999年第2輯（総第47輯）に発表されたものを底本にし、関連する研究論考「書劉熙『釈名』後」を附して、『釋名校箋』として巻末に収めた。
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