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モンゴルはどこへ行く
窪田新一 編著
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出版社:論創社 |
出版年:2022年01月 |
コード: 272p ISBN/ISSN 9784846021313 |
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遊牧民族の国・モンゴルというイメージや大相撲の世界で活躍するモンゴル出身の力士の存在などから、なんとなく親近感を覚える日本人は多い。しかし、中華人民共和国の内モンゴル自治区とモンゴル国との区別がつかない日本人もまた多い。 本書は現在のモンゴルがどのような国づくりをしようとしているのか、さまざまな角度から読み解いて、遊牧のしがらみとも言えるいくつもの壁と戦いつつある姿を紹介することを意図している。 現代のモンゴル政治、日本とモンゴルの外交関係樹立に至る歴史、モンゴル農業の実情、環境問題、モンゴル伝統医療の現状、観光業、モンゴルの食、モンゴルの人材育成、日本とモンゴルの民間交流の実情など11人の執筆者によって提示されるモンゴル国の実情は、日本人が抱いている「イメージ」から大きくかけ離れていることを教えてくれるはずである。
目次: はじめに(窪田新一) モンゴル国の政治情勢(大束 亮) 日本のモンゴル外交の夜明けとその後(花田麿公) 現代モンゴルの農業(小宮山博) 現代モンゴルの環境(鈴木由紀夫) モンゴル伝統医療(内田敦之) モンゴル馬と遊牧民(山本千夏) 現代モンゴル人の食(衣袋智子) モンゴル草原文明研究所の構想案(池田光穂・都馬バイカル) モンゴル高専卒業生の活躍に期待(中西佑二) 日本モンゴル民間交流今昔(窪田新一) モンゴルと私(窪田新一) おわりに(窪田新一)
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