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エドワード・ヤン 再考/再見
出版社:フィルムアート社
出版年:2017年08月
コード:   472p   ISBN/ISSN 9784845916412
 
価格 3,300円
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台北から20世紀末の世界を照らした、エドワード・ヤンとその映画にわたしたちは再会する。没後10年、生誕70年のいま、貴重な関係者証言と充実の論考を一挙収録!

目次:
序文 編集部

I.Introduction──“Are You Lonesome Tonight ?”
エンジェル・ベイビー──『牯嶺街少年殺人事件』とアメリカン・ポピュラー・ソング 片岡義男
静穏な透明さを超えて──エドワード・ヤン監督『牯嶺街少年殺人事件』 蓮實重彥

II.父の肖像──教え子たちが語るエドワード・ヤン
父の肖像││教え子たちが語るエドワード・ヤン 伊藤丈紘
interview1 鴻鴻(ホンホン)───彼は真の意味で未来のために映画をつくる監督でした
interview2 王維明(ワン・ウェイミン)──彼は映画に向かう新しいエネルギーを探そうとしていた
interview3 陳駿霖(アーヴィン・チェン)──彼はこの世界を見つめ、そこで自分がするべきことについてはっきりと理解していた
付論 語るべきものはいかに見出され、実現されるのか──エドワード・ヤンにおける「台湾」について 伊藤丈紘

III.エドワード・ヤンの軌跡──全映画作品論
一九八二年 『指望』──絶対的なファースト・ショット 藤井仁子
一九八三年 『海辺の一日』──恋愛の不可能性と恋愛を回避することの不可能性が、新たな生の可能性を開く 北小路隆志
一九八五年 『台北ストーリー』──亜熱帯のコスモポリタン 金子遊
一九八六年 『恐怖分子』──W・ヘルツォークと蒋経国──『恐怖分子』はいかなる問題機制において撮られたか 廣瀬純
一九九一年 『牯嶺街少年殺人事件』──エドワード・ヤンの夏の環 丹生谷貴志
一九九四年 『エドワード・ヤンの恋愛時代』──目の前にあるすべてのものには、ぼくらの知らない一面があるのだから…… 松井宏
一九九六年 『カップルズ』──置き去りにして 結城秀勇
二〇〇〇年 『ヤンヤン 夏の想い出』──エドワード・ヤンと小柄な男児の秘密 野崎歓

IV.エドワード・ヤンという出来事
繰り返す愛のさざなみ 樋口泰人
『麻將』論 四方田犬彦
interview エドワード・ヤン──映画はまだまだ若い [聞き手=坂本安美]
扉の向こうの未知なる現在 坂本安美

V.夢の時代のあとで
対談 あらゆる顔に歴史がある──エドワード・ヤンという稲妻のあとに 富田克也×相澤虎之助[空族]
夢の時代──エドワード・ヤンに関するいくつかのこと 裴在美(ペイ・ザイメイ)
『エドワード・ヤンの恋愛時代』の詩 管啓次郎
映画は確かに映画でしかありませんが、しかし機関車でもある。──エドワード・ヤンのロングインタヴュー(二〇〇〇‐二〇〇二)について 篠儀直子
交換することのできないもの 横田創
対話 JAMMING WITH EDWARD エドワード・ヤン×四方田犬彦
論考 エドワード・ヤンとその時代 オリヴィエ・アサイヤス

VI.エドワード・ヤンをめぐる複数のまなざし
建築/都市 私たちは今日もヤンの台北に出掛けていく 鈴木了二
写真 エドワード・ヤンの映画にとって「写真」とは何か 橋本一径
武侠映画 エドワード・ヤンとジャッキー・チェン──『追風』から見る不完全な世界 雑賀広海
成瀬巳喜男 寛容さと無関心 エレオノール・マムディアン
アニメーション 現象としての人間を描く 土居伸彰
音 夏の終わりを告げる声──視聴覚的なできごととしての『ヤンヤン 夏の想い出』 細馬宏通

VII.Outro──“He is our music”
対談 あらためて、はじめまして、エドワード・ヤン! 瀬田なつき×三宅唱
interview エドワード・ヤン──人生のもう半分を映す窓 [聞き手=野崎歓]

編者あとがき
執筆者一覧

エドワード・ヤン フィルモグラフィ
エドワード・ヤン バイオグラフィ
エドワード・ヤン 関連図書
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