「女紅」とは、旧時代における女性の手仕事、およびそこから生み出されたものを意味することば。本書は、2018年に中国美術学院民芸博物館において開催された展示『民芸 女紅作品展』に出品された「女紅」の品々を紹介する図録。おもに少数民族の女性たちが、日常生活で用いたり、身に着けたりしていた様々な「女紅」の手工芸品542点について、数多くの写真に解説を添えて掲載する。清末から民国期のものを中心に、荷包(衣装とともに身に着ける小さな布袋、布鞄)、囲涎(涎掛け)、童帽や肚兜(腹掛、旧時代女性の肌着)、室内を装飾する様々な布製品、少数民族の衣装や装飾品などを収録する。
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目录 弁言 活色生香——荷包 颈上添花——民国围涎、童帽 绣中寻梦——肚兜 锦堂焕彩——喜庆织绣 春晖苗绣——少数民族衣裳、背扇 一针一线的百年女工 后记
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