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隋唐洛陽と東アジア 洛陽学の新地平 上製
氣賀澤保規 編著
出版社:法藏館
出版年:2020年12月
コード:   412p   ISBN/ISSN 9784831877437
 
価格 6,050円
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洛陽に展開した政治、都城、宗教などの諸問題から中国史を問う。日中の16名の最新成果を収録し、「洛陽学」を提唱する画期的論集。

目次:
《序論》隋唐洛陽学の意義と課題(氣賀澤保規)
第Ⅰ部 政治社会史上の洛陽
 北魏の洛陽遷都と孝文帝の改革――改革の中国史上に占める位置をめぐって――(川本芳昭)
 北魏洛陽における権貴勢家第宅の奢侈の風と孝文帝の遷都改革(夏炎)
 煬帝大業十一年の洛陽大朝会とその背景――隋末政治史の一側面――(氣賀澤保規)
 複都制再考――八世紀日本の造都と天皇権から考える――(佐藤文子)
 安史の乱における突厥王族阿史那氏の動向――洛陽出土「大燕阿史那明義墓誌」とその関連資料を中心に――(速水大)
 「党争」の残照――李徳裕の洛陽帰葬とその周辺――(竹内洋介)
 隋・唐・五代洛陽宮の政治空間について(松本保宣)
 墓誌からみる唐代洛陽の万安山(毛陽光)

第Ⅱ部 宗教空間からの洛陽世界
 寺院・摩崖・石窟の位置からみた交通路――北朝後期〜隋代、洛陽より東南へ――(北村一仁)
 北周末より唐代初期における洛陽仏教の動向(宮嶋純子)
 流動する政治景観――「昇仙太子碑」と武周・中宗朝の洛陽政局――(孫英剛)
 則天武后の明堂と嵩山封禅――『大雲経疏』S六五〇二を中心に――(大西磨希子)
 新出「岩和尚墓誌」に見る唐代洛陽の天宮寺(王慶衛)
 唐代洛陽大聖真観考(雷聞)
 龍門広化寺善無畏三蔵真身考――中国唐末~北宋期におけるミイラ信仰について――(榎本淳一)
《特別寄稿》日本の洛陽研究に関する一考察(黄婕)

附録
 隋唐洛陽史年表
 隋唐洛陽地区地図
 隋唐洛陽城図
あとがき
執筆者紹介
英文目次
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