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西遊詩巻 頼山陽の九州漫遊 上製
谷口匡
出版社:法藏館
出版年:2020年12月
コード:   288p   ISBN/ISSN 9784831877369
 
価格 2,750円
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200年前、九州を旅した文人・頼山陽。旅行中に揮毫した漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。

目次:
まえがき

Ⅰ章 漢詩人頼山陽の九州漫遊
 一、はじめに
 二、西遊の動機と『日本外史』
 三、計画のない旅
 四、西遊中の漢詩の評価
 五、西遊中の漢詩の特色
 六、「西遊詩巻」の価値
 七、耶馬渓の発見

Ⅱ章 西遊する頼山陽と『杜韓蘇古詩鈔』
 一、いかにして詩材を貯えたか
 (一)頼山陽の漢詩
 (二)「中原一髪青何在」の句をいかに得たか
 (三)自編の選集『杜韓蘇古詩鈔』
 二、『韓蘇詩鈔』に見る山陽の文学観
 (一)杜詩を読むために韓蘇の詩を読む
 (二)韓詩・蘇詩の特色を新たに見出す
 (三)蘇軾詩に見る「士大夫の善謔」
 三、西遊中の詩と杜詩・韓詩・蘇詩
 (一)杜甫からの影響
 (二)韓愈からの影響
 (三)「雲か山か……」と蘇詩
 (四)蘇詩からの借用
 (五)頻用した蘇詩の典故
 四、おわりに

Ⅲ章 「西遊詩巻」と二つの跋文
 一、はじめに
 二、『山陽先生真蹟西遊詩』について
 三、重野成斎・頼支峰の跋について

Ⅳ章 「西遊詩巻」訳注
 一、はじめに
 二、「西遊詩巻」訳注

Ⅴ章 下関と頼山陽
 一、はじめに―下関に来た山陽
 二、山陽が描く下関の風景
 三、壇ノ浦の戦いと先帝会
 四、下関の遊女たち
 五、酒と芸術
 六、客情
 七、おわりに

Ⅵ章 頼山陽と下関の商人広江殿峰
 一、はじめに
 二、広江殿峰の生涯と人となり
 三、山陽と殿峰の出会い
 四、下関での山陽と殿峰
 五、殿峰の死とその後
 六、おわりに

附録

1 探訪・京都の漢学
 一、はじめに
 二、藤原惺窩とその門下
 三、石川丈山と元政
 四、山崎闇斎と崎門学派
 五、伊藤仁斎と貝原益軒
 六、石田梅岩の心学
 七、経学と詩文の分離
 八、寛政異学の禁と考証学
 九、海保青陵と頼山陽
 十、おわりに

2 入谷仙介先生の教え
3 「西遊詩巻」影印 附『山陽先生真蹟西遊詩』跋文

主要参考文献
初出一覧
あとがき
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