そして幻想の中国繁栄30年が終わる 誰も知らない「天安門事件」の呪縛
陳破空/高口康太 訳
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出版社:ビジネス社 |
出版年:2019年06月 |
コード: 216p ISBN/ISSN 9784828421025 |
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米中新冷戦の大敗北は始まりにすぎない! 1989年6月4日 国民に銃を突きつけたあの日に決まった、“限界国家”中国を襲う「暗黒の未来」
「9」のつく年、中国では必ず何かが起きる! 1919年=中国人の民族意識の芽生えとなった「五四運動」 ⇒1949年=共産党一党独裁が始まった「中華人民共和国建国」 ⇒1979年=改革開放後の復活を後押しする「米中国交正常化」 ⇒1989年=民主主義国となる唯一のチャンスを失った「天安門事件」 ⇒1999年=中国製品が世界征服する契機となった「WTO加盟合意」 ⇒2009年=世界金融危機後のあり得ない「巨大財政出動」 ⇒2019年=中国経済を根本から突き崩す「米中貿易戦争」 中国のいびつな繁栄は今、頂点に達している。 頂点にあるときは、いつまでも栄光が続くかのように錯覚するが、その先にあるのは衰退だけだ。 成功しすぎることはいいことではない。 無理に積み上げた成功は必ず瓦解へとつながる(「おわりに」より)
目次: 第1章 誰も見抜けなかった天安門事件「失敗の本質」 第2章 世界中に“悪”が飛び火した「ポスト1989」の現実 第3章 周辺を静かに飲み込む差別、弾圧激化という「悪夢」 第4章 豊かになればなるほど生きづらくなる「逆説の未来」 第5章 30年前に決まっていた米中新冷戦「敗北」という結末
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