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派閥の中国政治 毛沢東から習近平まで 上製
李昊
出版社:名古屋大学出版会
出版年:2023年08月
コード:   396p   ISBN/ISSN 9784815811310
 
価格 6,380円
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公式には存在を否認されながら、権力闘争や政策論争の展開を根本で規定してきた中国共産党の派閥集団。その隠れた実態とダイナミズムをクリアに描出し、建国以前から文化大革命や改革開放を経て現在に至る流れを新たな視点で再解釈する。権威主義体制において派閥が担う真の役割とは?


目次:
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序章 派閥と政争――派閥研究の理論枠組み
 1 派閥の研究課題
 2 派閥とは何か
 3 派閥のダイナミクス
 4 派閥と権威主義体制の強靭性

第1章 中国における派閥の歴史と特徴――北洋軍閥・中国国民党・中国共産党
 1 近代中国の派閥
 2 中国共産党の派閥の歴史と特徴

第2章 毛沢東の派閥操作術――革命戦略と留ソ派・周恩来・劉少奇
 1 中共の成立とソヴィエト革命――毛沢東の台頭
 2 長征――革命戦略をめぐる対立
 3 延安時期以後――毛沢東の指導権確立
 小括

第3章「林彪集団」と文化大革命――毛沢東独裁の完成と江青
 1 廬山会議と文化大革命の発動――「林彪集団」の登場と台頭
 2 第9回党大会前後――文化大革命をめぐる対立
 3 九一三事件――「林彪集団」の崩壊
 小括

第4章 余秋里の石油閥と「洋躍進」――華国鋒の経済発展戦略の挫折
 1 大慶油田開発から文化大革命まで――石油閥の形成と台頭
 2「洋躍進」――経済発展戦略をめぐる対立
 3 渤海2号事件以後――石油閥の退潮
 小括

第5章 陳雲・経済保守派と改革・開放――「改革・開放の総設計師」鄧小平再考
 1 改革・開放の開始――経済保守派の出現と台頭
 2 六四天安門事件への道のり――改革・開放をめぐる論争
 3 鄧小平の南方談話――経済保守派の消滅
 小括

第6章 江沢民の上海閥と社会主義の変容――政治の制度化と胡錦濤・習近平
 1 江沢民政権期――上海閥の形成と台頭
 2 胡錦濤政権期――「中国の特色ある社会主義」をめぐる対立
 3 習近平政権期――上海閥の衰退
 小括

終章 中国共産党と派閥――レーニン主義と比較の視点
 1 中共における派閥の役割と変容
 2 比較の中の派閥


あとがき
参考文献
図表一覧
索引
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