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社会科学の考え方 認識論、リサーチ・デザイン手法 上製
野村康
出版社:名古屋大学出版会
出版年:2017年06月
コード:   360p   ISBN/ISSN 9784815808761
 
価格 3,960円
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認識論、リサーチ・デザイン、手法

学際化がすすむ社会諸学のロジックをいかにして身につけるか。日本で初めて認識論から説き起こし、多様な調査研究手法を明晰に整理して、メソドロジーの全体像を提示する。社会科学を実践するための要諦をつかみ、創造的研究を生み出すための最良のガイドブック。

目次:
はじめに

〔第Ⅰ部 社会科学の認識論〕
 第1章 認識論
 1.1 存在論の2つの立場——基礎づけ主義と反基礎づけ主義
 1.2 認識論のパラダイム——実証主義・批判的実在論・解釈主義
 1.3 むすび

〔第Ⅱ部 社会科学のリサーチ・デザイン〕
 第2章 事例研究
 2.1 事例研究とは——定義と特性
 2.2 単一事例の選び方——3つの基準
 2.3 複数事例の選び方——比較の論理
 2.4 構成要素——問いと分析単位
 2.5 一般化・理論的貢献・過程追跡——事例研究の論点
 2.6 むすび
 Box2.1 歴史研究と事例研究
 第3章 実験
 3.1 実験とは——定義・要点・「無作為割り当て」
 3.2 種類——実験室実験・フィールド実験と準実験
 3.3 妥当性と問題点——実験における配慮事項
 3.4 分析と方法論的位置づけ——アプローチと認識論
 3.5 むすび
 Box3.1 自然実験
 Box3.2 妥当性
 Box3.3 ホーソン効果とピグマリオン効果
 Box3.4 アクション・リサーチ
 第4章 横断的・縦断的研究
 4.1 横断的研究とは——定義・特性・方法論的位置づけ
 4.2 縦断的研究とは——定義・類型・特性と方法論的位置づけ
 4.3 標本抽出(サンプリング)——確率的/非確率的抽出とその論点
 Box4.1 歴史研究と横断的/縦断的研究
 Box4.2 非確率的抽出の限界

〔第Ⅲ部 社会科学の手法〕
 第5章 インタビュー
 5.1 概要——類型(構造化・半構造化・非構造化)と認識論
 5.2 個別インタビュー(1) 基本的な考え方
 5.3 個別インタビュー(2) オーラル&ライフ・ヒストリー
 5.4 集団に対して行うインタビュー——フォーカス・グループ
 Box5.1 民俗学における半構造化・非構造化インタビュー
 第6章 エスノグラフィー/参与観察
 6.1 概要——定義・経緯・特性・認識論
 6.2 手順/技法——アクセス・類型・書き方・再帰性・厚い記述
 6.3 その他の注意点
 Box6.1 歴史研究とエスノグラフィー
 第7章 調査票調査
 7.1 概要——要点・注意点・認識論
 7.2 進め方——調査票の作成・調査の実施・データの処理
 7.3 データの分析——集計表と解析
 Box7.1 キャリー・オーバー効果
 Box7.2 インターネットと調査
 Box7.3 選挙の当確速報
 第8章 言説分析
 8.1 概要——定義と要点
 8.2 類型と方法論的位置づけ——認識論とリサーチ・デザイン
 8.3 批判的言説分析——フェアクラフを中心に
 8.4 解釈主義系の言説分析——研究例を踏まえて
 8.5 むすび
 Box8.1 歴史研究・縦断的研究と言説分析

〔第Ⅳ部 社会科学のルール〕
 第9章 研究倫理と参照の方法
 9.1 研究倫理
 9.2 参照の方法——概要
 9.3 ハーバード方式(括弧参照方式)
 9.4 脚注方式
 9.5 むすび
 Box9.1 修士論文を書く
 Box9.2 博士論文を書く(1)
 Box9.3 博士論文を書く(2)

おわりに

あとがき
索引
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