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七三一部隊と大学 上製
吉中丈志 編
出版社:京都大学学術出版会
出版年:2022年04月
コード:   572p   ISBN/ISSN 9784814003914
 
価格 3,960円
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目を背け続けた歴史。今、大学が応答する意味。

エリートたちはなぜ易々と倫理を踏み越えたか?
積極関与した組織の姿を浮き彫りにし、歴史から現代への問いかけに向き合う。


目次:

はじめに
序章(吉中丈志)

第Ⅰ部
楊彦君・譚汝謙 著/西里扶甬子 監訳
『七三一部隊――悪魔の研究所、東洋のアウシュヴィッツ 中国における日本の細菌戦 1933-45』
 はじめに
 第1章 七三一部隊の創設、拡大、終焉
 第2章 石井四郎とその信奉者
 第3章 戦後、被害者家族から聞いた話
 第4章 人体実験――七三一部隊の医の倫理と医学犯罪
 第5章 細菌戦
 第6章 調査、隠蔽、取引
 第7章 旧跡の保護と七三一部隊罪証陳列館
 終章 東のハルビン、西のアウシュヴィッツ
 原注
 参考文献
 年表

第Ⅱ部
 総力戦体制化と満洲国そして石井部隊(山室信一)
 収奪された人体――満洲における医学と戦争(末永恵子)
 京都大学における戦時下医学研究――科学研究費交付金に見る七三一部隊を含む戦争協力の実相(小泉昭夫)
 陸軍軍医学校防疫研究報告から見えてくるもの(光山正雄)
 七三一部隊からの帰還(二志村菁)
 今日の医学研究倫理の位置付けと成り立ち――医学研究倫理を日本に真に根付かせるには(土屋貴志)
 今、医の倫理を問う意味(平岡諦)
 日本軍遺棄化学兵器被害――中国チチハルの被害者実態調査と日中共同の医療支援(磯野理)
 なぜ、七三一部隊を振り返るのか――戦後補償問題を通じて(南典男)
 ヤヌス国家イタリア――過去の隠滅と忘却の果てに(福田富夫)
 京都帝大医学部の人骨収集と体質(岡本晃明)

索引
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