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日本哲学史 上製
藤田正勝
出版社:昭和堂
出版年:2018年10月
コード:   530p   ISBN/ISSN 9784812217368
 
価格 4,180円
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西洋の哲学に触れて以降、日本では、哲学はどのように受けとめられ、受け入れられていったのか。そこからどのように独自の思索が展開したのか。日本近現代の思索の脈流を叙述し、日本哲学の全体像を明らかにする。

目次:
序章 日本の「哲学」と「哲学史」
 1 「哲学」をどう捉えるか
 2 哲学史とは何か

第一部 受容期――明治の哲学
 第一章 明治前期の哲学
 1 「哲学」受容前史
 2 西周による哲学の受容
 3 福沢諭吉と近代日本の学問
 4 中江兆民――「理学」としての哲学
 第二章 大学という制度(アカデミズム)のなかの哲学
 1 東京大学におけるフェノロサの哲学講義
 2 現象即実在論――井上哲次郎・井上円了
 3 哲学史の著述を通しての哲学受容――三宅雪嶺・清沢満之
 4 批判的・合理的な知の形成――大西祝と狩野亨吉
 5 フェノロサと岡倉天心の美学・美術史についての理解
 6 ブッセ・ケーベルの日本における哲学研究への寄与
 第三章 明治中期・後期における国家社会への関心と個人の自覚
 1 近代化の歩みへの反省
 2 個人の自覚
 3 社会の矛盾や平和へのまなざし

第二部 形成期――大正・昭和前期の哲学
 第一章 大正・昭和前期の思想状況
 1 大正という時代
 2 昭和前期の思想状況
 第二章 西田哲学と田辺哲学
 1 西田幾多郎の前期の思索
 2 田辺元の思想形成と西田哲学批判
 3 後期西田哲学
 4 田辺元の「種の論理」
 第三章 西田・田辺と同時代の哲学のさまざまな展開
 1 高橋里美
 2 九鬼周造
 3 和辻哲郎
 4 美学研究の発展
 5 宗教の哲学
 第四章 西田・田辺の弟子たち
 1 禅の伝統――久松真一・西谷啓治
 2 現象学・歴史哲学・社会存在論――山内得立・高坂正顕・務台理作
 3 構想力の論理――三木清
 4 マルクス主義への接近――戸坂潤・梯明秀
 5 多様な分野への展開――木村素衛・高山岩男・土田杏村・下村寅太郎
 第五章 京都学派
 1 京都学派とは
 2 近代の超克

第三部 展開期――終戦後の哲学
 第一章 敗戦からの出発
 1 「近代」と「主体性」の問題
 2 平和の実現に向けて
 3 戦後の相対化
 第二章 戦後の京都学派
 1 田辺哲学の展開
 2 無(空)の哲学の展開
 3 京都学派の多様な展開
 第三章 戦後の日本の哲学の多様な展開
 1 存在と知識
 2 自己と他者
 3 言 葉
 4 身体へのまなざし
 5 比較という視座

後語
参考文献
人名・書名索引
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