ユーラシアにおける移動・交流と社会・文化変容
／中央大学政策文化総合研究所研究叢書30
上製
新免康 編著
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| 出版社：中央大学出版部 |
| 出版年：2021年03月 |
| コード： 324p ISBN/ISSN 9784805714294 |
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ユーラシアの変動の底流を読む。政治情勢の変化を視野に置きつつ、前近代から現代へと至るユーラシアの諸国家・地域――東南アジア、ロシア、中国、中央アジアにおけるさまざまな移動・交流による地域間・民族間関係と、それにともなう各地域の社会・文化変容の内実に、7篇の論考から多角的にアプローチする。とくに、ロシア・ソ連と中国という2大勢力の狭間にありながら、多民族が居住し、さまざまなレベルと規模の移動・移住が繰り返されてきた歴史の磁場であるユーラシア中央部の地域に重点を置いて検討。
目次：
序文
第Ⅰ部 現代における政治情勢と社会変動
第1章 内戦と文化政策（高橋宏明）
第2章 中国―中央アジア関係にみる安全保障―製剤開発のネクサス（田中周）
第3章 上海の老猫と尺八の青年（山田泰司）
第Ⅱ部 近代における移動・交流と社会・文化変容
第4章 小説の中の白系ロシア人と日本人との結婚（伊賀上菜穂）
第5章 極東と新疆へのテュルク・タタール系移住者による1920～40年代の教科書出版（ディリャーラ・ウスマノヴァ／濱本真実 訳）
第Ⅲ部 政治と文化の歴史的諸相
第6章 新疆ホタンにおける清軍の到来と有力者の対応（河野敦史）
第7章 中国新疆のイリ地域におけるウイグル族の「歴史歌謡」について（新免康）
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