南シナ海問題総論
/中央大学学術図書97
上製
齋藤道彦
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出版社:中央大学出版部 |
出版年:2019年01月 |
コード: 364p ISBN/ISSN 9784805711583 |
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紹介:
日本では、「南シナ海は中国のものだ」という主張とそれを否定する主張が並列されているだけである。本書は、「南シナ海は古来中国のものだ」という主張に根拠がないことを明らかにし、「中国が発見し、命名した」という主張も根拠がなく、ヨーロッパが命名したことを明らかにし、九段線主張の根拠も日本の東アジア太平洋戦争中の南シナ海領有に起因していること、解決は国際的裁判所に委ねるべきだという主張も、中国が拒否している事実を述べている。正しい認識を広め、包囲することが必要なのだ。
目次:
<主要目次> 第一章 南シナ海の前近代史 第二章 「近代」の南シナ海 第三章 日本による南シナ海諸島・礁の領有 第四章 南シナ海の島・礁名 第五章 南シナ海をめぐる領有権対立の戦後史 終章
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