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詳細情報
平安仏教彫刻史にみる中国憧憬 上製
佐々木守俊
出版社:中央公論美術出版
出版年:2017年01月
コード:   352p   ISBN/ISSN 9784805507810
 
価格 12,100円
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平安時代仏教彫像の成立における中国からの影響について、密教図像の請来とその彫像化、版画の受容などを考察する。

目次:
序論
はじめに
 一、日宋交流史研究の進展と美術史研究
 二、九世紀密教彫刻史研究
 三、検討すべき課題
 四、本書の構成
第一部 密教図像の請来と彫像化
 第一章 神護寺五大虚空蔵菩薩坐像の図像について
 はじめに
 一、図像上の問題点
 二、「宗命説」と「高雄塔」の再検討
 三、神護寺法界像の規範的像容
 四、『五部肝心記』との関連
 五、粉本図像の様相
 おわりに
 第二章 神護寺五大虚空蔵菩薩坐像再考
 はじめに
 一、神護寺像の典拠
 二、大覚寺本五大虚空蔵菩薩像
 三、弘法大師様の五大虚空蔵像
 四、図像継承の場としての神護寺
 おわりに
 第三章 安祥寺五智如来坐像について
 はじめに
 一、像の概容
 二、研究史
 三、上寺先建説の再評価
 四、五智如来像の安置堂宇と造立年代
 五、安祥寺における図像選択
 おわりに
第二部 印仏・摺仏の受容
 第四章 入唐僧と檀印
 はじめに
 一、檀印のもつ中国的色彩
 二、中国での檀印の使用
 三、仁和寺本『唐本曼荼羅図』と恵運
 おわりに
 第五章 仏教版画の呼称について
 はじめに
 一、研究史と問題点
 二、「摺仏」の用例
 三、「唐摺本」の概念と宋代作例
 四、「印仏」の用例
 五、版画としての「印仏」と「印像」
 おわりに
 第六章 『地蔵菩薩応験記』所収「空観寺僧定法摸写地蔵感応記」について
 はじめに
 一、定法説話にみる「摸写」
 二、「摸(模)」の用例
 三、王氏蘇生説話と『地蔵菩薩応験記絵詞』
 四、尼湛説話と『漢家類聚往生伝』
 五、「摸(模)」の概念の継承
 おわりに
第三部 十二世紀の諸相
 第七章 像内納入品がうむ奇瑞
 はじめに
 一、地獄に入る仏像
 二、小豆念仏と像内納入
 三、代受苦の造像
 おわりに
 第八章 三宝院定海の吉祥天造像
 はじめに
 一、像の概容
 二、宝珠を執る女尊像
 三、女人成仏論と吉祥天
 おわりに
 第九章 千仏をあらわす印仏の像内納入について
 はじめに
 一、作例
 二、千仏をあらわす印仏の諸相
 三、印仏による滅罪を説く経軌
 四、千仏をあらわす印仏と弥勒菩薩像
 五、千仏をあらわす印仏と阿弥陀如来像
 おわりに
 第十章 五台山「一万文殊」像から蓮華王院千体千手観音菩薩像へ
 はじめに
 一、奝然と五台山「一万文殊」像
 二、十世紀末〜十一世紀初頭の一万体画像制作
 三、道隆・実資以降の動向
 四、蓮華王院千体千手観音像
 五、摺仏納入と宋風受容
おわりに
結論
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