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詳細情報
ウイグルを支配する新疆生産建設兵団 東トルキスタン秘史
ムカイダイス
出版社:ハート出版
出版年:2023年11月
コード:   288p   ISBN/ISSN 9784802401609
 
価格 1,760円
  <東京店在庫有り>
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新疆生産建設兵団とは何か?
兵団はジェノサイドの実行役。
軍隊・政治・行政・企業が一体の組織。
共産党中央政府の指揮下で、ウイグルを巨大な監獄にし、職業訓練所と称して、ウイグル人を奴隷として酷使している。
生産物を収奪、世界に流通させる準軍事組織である。


目次:
はじめに
 前著への反響
 ウイグルジェノサイドと国際社会
 ウイグルを支配する新疆生産建設兵団

第一章 新疆生産建設兵団とは何か
 新疆生産建設兵団とウイグルの資源
 兵団の概要
 「計画単列」としての兵団
 「建築工程師」第十一師
 「師市合一」の現在
 兵団の構造と機構について
 兵団が「軍」として保たれる理由
 入植した漢民族の受け皿になっている
 国境地域の管理を担う
 「民族自治区域」内における治外法権
 主権と治権の問題
 「軍企業」の製品が世界市場で売られている
 兵団によるウイグルの環境破壊

第二章 新疆生産建設兵団の設立
 禁じられた「東トルキスタン」
 毛沢東は何故新疆生産建設兵団を設立したか?
 ウイグルへの進駐を託された将軍・王震
 兵団は何故自治区より一年早く設立されたのか
 毛沢東と共産党が恐れた「和平解放を妨げる諸要素」
 東トルキスタン民族軍
 東トルキスタン民族軍の運命は

第三章 毛沢東の「和平解放」
 毛沢東の戦略
 東トルキスタン共和国の「民主革命党」
 鄧力群の新疆における「巧みな外交と情報戦術」
 ソ連を味方につけ、その力を最大限に利用する

第四章 運命を変えた「飛行機事故」
 東トルキスタン共和国リーダーたちの「飛行機事故」
 リーダーたちはなぜ「北京」に向かったのか?
 アフメットジャン・カスミーたちのアルマトイにおける足取りと行先
 中国共産党による事故日時の修正
 「飛行機事故」についての新たな証言
 一九四九年八月二十五日の飛行機事故調査報告書について
 「飛行機事故」が民の心に残したもの

第五章 謎の男「ブルハン・シェヒディ」
 二十世紀のウイグル史上最も謎めいた人物
 ブルハン・シェヒディの「和平解放」における「功績」
 「共産党による賛美」と「タタール人社会からの批判」
 シャトグリ・ウイグル暗殺事件
 アフメットジャン・カスミーとブルハンは長年の「親友」だった
 アフメットジャンからブルハンへの最後の手紙

第六章 進むウイグル切り崩し工作
 「五十一人派座談会」とは何か
 「五十一人派座談会」が開かれた背景
 毛沢東の消えた「連合政府論」
 アブドレヒム・エイサの死
 国民党の「新疆省」において実現に至らなかったこと
 共産党の「民族区域自治」政策
 ウイグル人側から見た「新疆省」と「民族区域自治」

第七章 文革時代の兵団解消と復活
 「文化大革命」時代と新疆生産建設兵団の解消
 メリケ・ズヤウドンの死
 鄧小平と新疆生産建設兵団の回復

第八章 習近平とウイグルジェノサイド
 作られた「ウイグル人によるテロ」
 習近平の「新疆政策」と「民族政策」
 兵団を南に発展させるという習近平の野望
 「兵地融合」はどのようにして実施されるのか?
 兵団を南に発展させる政策の真の目的とは
 「一帯一路」の出入り口がウイグル
 「一帯一路」の現状と問題点
 一帯一路で重要な役割を果たす兵団
 ウイグル強制・奴隷労働
 日本はウイグルジェノサイドの実行役である中国の軍事企業と貿易をしている

おわりに
 「歴史」と「現実」から見える中国の本当の狙い
 当事者同士が真摯に向き合える機会を作ってくださった方々への謝辞

解説:小林一美(神奈川大学名誉教授)
参考文献
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