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台湾が独立する日 日台米中問題の核心
田代正廣
出版社:彩図社
出版年:2019年05月
コード:   192p   ISBN/ISSN 9784801303713
 
価格 1,320円
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観光地として人気の高い台湾。
しかし、台湾には複雑な歴史的・政治的問題があることを忘れてはならない。台湾がニュース番組で「チャイニーズタイペイ」と呼ばれていることを不思議に思ったことのある方はいないだろうか。
台湾は国際的には「中国の一部」という見方をされ、国連にも加盟していないのである。
2019 年の新年早々、中国の習近平国家主席は、北京で台湾政策について演説を行い、「台湾問題は中国の内政問題だ。いかなる外部勢力の干渉も許さない」と語った。そして、香港とマカオに「高度な自治」を保障した「一国二制度」を台湾に適用する考えを改めて示し、中国と台湾の政党や各界の代表者が政治協議を進めることを呼びかけた。
これに対して、台湾の蔡総統は台北で緊急の記者会見を行い、「台湾は一国二制度を絶対に受け入れない」と習氏の演説に強く反発した。
台湾にとっての独立とは何か?盛り上がりを見せる正名運動とは何か?米中新冷戦は台湾に何をもたらすのか?
元台湾駐在員の著者が台湾問題の核心を取り上げる。

目次:
第1章 台湾にとって独立とは何か?
第2章 アイデンティティに目覚めた台湾
第3章 国民党の支配と民主化への道
第4章 台湾が独立する日
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