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詳細情報
コロナの衝撃
小原雅博
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年:2020年05月
コード:   240p   ISBN/ISSN 9784799326138
 
価格 1,100円
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緊急出版!100年に一度といわれる危機の中、世界はどうなっていくのか。重視すべきは、安全か自由か、健康か経済か。2019年12月、中国武漢市で起こった謎の新型肺炎は、瞬く間に世界中を恐怖に陥れた。新型コロナウイルスによって起こった複合危機によって、世界はどう変わっていっているのか。そして、今後の世界はどうなるのか。私たちは何をすればよいのか。国際政治学者が読み解くパンデミックの世界。

目次:
はじめに
序章感染症との闘い新型コロナウイルスがもたらす複合危機
感染症との闘い
カミュの予言
スペインインフルエンザ(Spanish Flu)の猛威
「三つの山」
感染症のジレンマと不確実性
複合危機が世界を襲う
健康危機から経済危機へ
経済と感染症のジレンマ
IMF報告書の提言と四つのシナリオ
複合危機後の世界は?

第1章 武漢戦疫
2020年春節の異変
武漢で何が起きたか?
初動対応の遅れ
地方政府の失態と大衆の批判
李文亮医師の叫びと当局の隠蔽
作家方方の直言
空前の検疫封鎖と経済正常化のジレンマ
経済停止の影響と早期終息への期待
中小民間企業の悲鳴
経済正常化に立ちはだかる二つのジレンマ
恐怖心と社会の分断
中央と地方の関係
政権の安全か?国民の安全か?
「清華大学の檄文」なるもの
政権の反転攻勢

第2章 政治への審判
なぜSARS(重症急性呼吸器症候群)の教訓は活かされなかったのか?
政治が試される感染症との闘い
中国権威主義体制の強みと弱み
権力と大衆の力関係
中国共産党ガバナンスのアキレス腱
「白衣の戦士」と普遍的価値
欧米民主主義の失態
中国の「マスク外交」の成否
米中の相互不信と非難合戦
中国寄りのWHOと排除された台湾の成功
似た者同士の異なる選択ーイランと北朝鮮の危機
左傾化ナショナリズムと中国の自信
コロナ後の米中新冷戦

第3章 世界の不況と分断
「中国終息、世界爆発」
恐怖が支配する市場
石油価格の暴落
世界大不況と政府の出番
米国資産バブル崩壊という悪夢
二つの危機と「厄介な問題」
第一の報告書:感染対策の有効性
第二の報告書:感染対策と経済のトレードオフ
経済再開への動き
「失敗国家」アメリカ
経済と安全保障が絡みあう米中経済関係
米中の狭間で日本企業はどう対処すべきか?

終章 私たちは何をすべきか?
コロナ後の世界
1.生活様式の変化ー「オンライン化」や「健康と衛生」
2.価値観の変化ー「安全」と「自由」
3.世界の構図の変化ー米中の攻防
国家のガバナンスをめぐる競争の行方
債務危機から金融危機へ
新たな感染症危機への備えと国家の責任
途上国支援と国際社会の結束
国際機関のガバナンス
問われる私たち一人一人の行動
おわりに
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