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香港基本法解釈権の研究 /学術選書184
廣江倫子
出版社:信山社
出版年:2018年12月
コード:   316p   ISBN/ISSN 9784797267846
 
価格 6,820円
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コモン・ローと中国法の両立と相克を克明に跡づける理論書

「一国二制度」の下,1997年返還後の香港では法状況が大きく変動している。その中で香港基本法解釈権を有する全人代常務委と香港法院はいかなる役割を果たしてきたのか。香港基本法解釈権の全容を理論的体系的に整理し,香港法の国際化(国際人権法の積極的受容)を考察する。

目次:
 序章
 第1節 香港基本法解釈権が含有する問題状況
 第2節 香港における人権保障の国際化が及ぼす影響
 第3節 本書の目的と構成
第1部 香港における人権保障の国際化
 第1章 香港終審法院の外国籍裁判官
 はじめに
 第1節 香港の法院制度、裁判官選任制度および法曹教育
 第2節 香港終審法院の設立
 第3節 香港における外国籍裁判官
 おわりに
 第2章 香港における国際人権法の実施
 はじめに
 第1節 香港人権条例の制定
 第2節 香港人権条例成立の波紋
 第3節 香港人権条例の運用
 おわりに
 第3章 返還後における香港人権条例の発展過程についての一考察
 はじめに
 第1節 香港人権条例の発展過程
 第2節 香港返還以降の香港人権条例の発展
 おわりに
 第4章 香港基本法の解釈基準としての国際人権法
 はじめに
 第1節 法概念の援用(1)
 第2節 法概念の援用(2)
 おわりに
第2部 香港基本法解釈権の展開
 第5章 香港基本法解釈権の発展
 はじめに
 第1節 香港基本法解釈権の実践
 第2節 香港基本法解釈権の発展
 おわりに
 第6章 居留権事件をめぐる全人代常務委の解釈
 はじめに
 第1節 居留権事件の概要
 第2節 終審法院および全人代常務委の香港基本法解釈
 第3節 居留権事件における香港基本法解釈の特色と課題
 おわりに
 第7章 普通選挙および行政長官任期をめぐる全人代常務委の解釈
 はじめに
 第1節 立法会と行政長官に対する普通選挙要求
 第2節 普通選挙をめぐる全人代常務委の解釈
 第3節 行政長官任期をめぐる全人代常務委の解釈
 第4節 2004年および2005年の全人代常務委解釈の特色と課題
 おわりに
 第8章 外国人メイドの香港居留権をめぐる全人代常務委の解釈の拘束力
 はじめに
 第1節 外国人メイドと香港
 第2節 外国人メイド事件の概要
 第3節 香港における外国人メイドの就労制度
 第4節 下級審判決
 第5節 終審法院判決
 おわりに
 第9章 コンゴ事件における終審法院による香港基本法解釈要請と全人代常務委の解釈
 はじめに
 第1節 コンゴ事件の概要
 第2節 終審法院の全人代常務委への解釈要請
 第3節 全人代常務委の香港基本法解釈
 第4節 終審法院の香港基本法解釈要請における意義と問題点
 おわりに
 第10章 立法会宣誓事件をめぐる全人代常務委の解釈
 はじめに
 第1節 雨傘運動と独立派議員の誕生
 第2節 立法会宣誓事件と全人代常務委の解釈
 第3節 第一審裁判所判決および終審法院の上訴棄却理由の検討
 第4節 立法会宣誓事件における全人代常務委解釈の特色と課題
 おわりに
 終章
 香港基本法解釈権の発展
 香港における人権保障の国際化
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