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沈黙の子どもたち 軍はなぜ市民を大量殺害したか
山崎雅弘
出版社:晶文社
出版年:2019年06月
コード:   296p   ISBN/ISSN 9784794970923
 
価格 1,980円
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アウシュヴィッツ、南京、ゲルニカ、沖縄、広島・長崎……
組織的な市民大量殺害の事例からその原因と構造を読み解く試み

軍による市民の大量殺害はなぜ起きたのか。戦争や紛争による市民の犠牲者をなくすことはできるのか。様々な資料と現地取材をもとに、市民の大量殺害を引き起こす軍事組織の「内在的論理」を明らかにし、悲劇の原因と構造を読み解くノンフィクション。未来を戦争に奪われる子どもたちをこれ以上生み出さないために、いまわたしたちにできること。

目次:
はじめに──合理性と不条理の融合が生んだ市民の大量死
第一章 ゲルニカ/スペイン──市街地へのじゅうたん爆撃による市民の大量死
第二章 上海・南京/中国──兵站軽視と疑心暗鬼が生み出した市民の大量死
第三章 アウシュヴィッツ/ポーランド──人間の尊厳を否定された市民
第四章 シンガポール/シンガポール──軍司令部の命令による市民殺害
第五章 リディツェ/チェコ──ナチ要人暗殺の報復で行われた市民の大量殺害
第六章 沖縄/日本──「国を守る」はずの自国の軍人に殺された市民の大量死
第七章 広島・長崎/日本──歴史上ただ二つの核攻撃による市民の大量死
最終章 戦後の反省──ドイツと日本は、市民大量殺害とどう向き合ったか

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