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「国書」の起源 近代日本の古典編成
品田悦一,齋藤希史
出版社:新曜社
出版年:2019年09月
コード:   240p   ISBN/ISSN 9784788516441
 
価格 3,080円
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令和改元を機に、万葉集などの日本の古典をさして「国書」という語が言われだした。しかしこの語は意外に新しく、明治国民国家の教育体制の構築期に産まれたのだという。「国書」の起源に国学、国文学、漢学などから多面的に迫った好著。

*品田「『万葉集』の近代を総括して改元後に及ぶ」で、『万葉集の発明』以降、現在までの流れをたどる。
*齋藤「国家の文体」などで、天皇の詔勅、触書、政府文書などの文体の変遷を追い、漢文、訓読文の重要性を主張する。

目次:
はじめに
第一章 国学と国文学──東京大学古典講習科の歴史的性格
第二章 漢学の岐路――古典講習科漢書課の位置
第三章 漢文とアジア――岡本監輔の軌跡と企て
第四章 国民文学史の編纂――芳賀矢一の戦略と実績
第五章 国家の文体──近代訓読体の誕生
第六章 『万葉集』の近代──百三十年の総括と展望
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