ソグド文化回廊の中の日本
/新典社研究叢書363
上製
山口博
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出版社:新典社 |
出版年:2023年07月 |
コード: 392p ISBN/ISSN 9784787943637 |
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七~九世紀頃中央アジアにいたソグド人は、貿易商人であると同時に文化の伝道師でもあった。渤海使として来日し、日本神話や詩歌等に影響を与えた彼らの文化とは。旅行記風の親しみ易い文体で綴る。
目次: はじめに
第一 ソグド人の編 一 絶景冬のエルミタージュ美術館の章 二 ソグドという民族の章 三 渤海という国の章 四 西域化した新羅の章
第二 ソグド人日本渡来の編 一 日本道の章 二 ソグド人渡来の章
第三 ソグド壁画の編 一 アフラシアブ遺跡のソグド王謁見壁画の章 二 エルミタージュ美術館壁画の章 三 英雄ルスタムの竜蛇及び悪魔退治の章 四 哀悼の図の章 五 スィヤーウシュ伝説東進の章 六 異国の風土習俗に関心の章 七 国際貿易手段としての各地の神話・伝説の章
第四 ソグドによる神話等伝来の編 一 能登半島にイソップの話伝来の章 二 史国商人の売買した火鼠の皮衣の章 三 スサノオの八岐大蛇退治神話の章 四 死んで蘇る天稚彦の神話の章 五 ユーラシア葬送儀礼の章 六 日本の慟哭儀礼の章 七 日本の身体毀傷儀礼の章
第五 歌舞好きのソグド人の編 一 胡旋舞が唐へ伝播の章 二 サマルカンドの水掛け舞楽の章 三 渤海楽を日本宮廷で上演の章 四 石国生まれの柘枝舞の章 五 打毬と打毬楽の章 六 ユーラシアを乱舞する咋鳥文の章 七 力士舞に化した咋鳥文の章
ソグド人へのレクイエムの章
年表 参考文献 あとがき ソグド人名索引
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