改訂版 病気を治す 気功療法実践
劉貴珍/李敬烈 訳
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出版社:新泉社 |
出版年:2021年08月 |
コード: 344p ISBN/ISSN 9784787721105 |
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気功実践者のバイブルとして読み継がれてきた『気功療法実践』。この度、訳文をすべて見直し、またイラストを加え、章立てを入れ替えるなどして、現代によみがえらせました。 コロナ感染から回復した100歳の女性が気功を披露していましたが、気功は心と意識を使って肉体を修復し、心と体の健康を確かなものにするものです。 気功をホリスティック医学の中核としている帯津良一先生も、「気功三昧の心の拠り所であり、わが気功人生のバイブルといってもよいでしょう」と絶賛する本書。健康維持と養生と医療の統合としての気功の可能性を隈なく語った一冊です。
目次: 改訂版序文(帯津良一) 日本語版への序 はじめに
第1章 概論 1 中国の貴重な文化遺産、気功 2 治療作用と中医学理論 元気を培い補って、正を扶け邪を除く 陰陽を調節する 経絡を調え、気血を調和させる 全体観の意義 3 気功の生理作用と現代医学 神経系に対する作用 呼吸器系に対する作用 消化器系に対する作用 循環器系に対する作用 内分泌系に対する作用 第2章 気功鍛錬法 1 内養功 2 強壮功 3 保健功 4 行歩功 第3章 気功療法の特徴・要領 1 気功療法の特徴 自己療法 全体療法(全身的効果) 体の潜在能力 精神誘導(自己暗示) 2 気功療法の心得 リラックス、自然に 意と気について 感情のバランス 焦らないこと 適当に休養を取る 功法を定める 間違ったやり方 から生じる不調の防止 3 気功療法の注意事項 気功法をおこなう前とおこなった後 練功中の注意事項 第4章 気功療法中の問題処理 1 姿勢の問題 姿勢と生理機能 姿勢の選択 練功の姿勢に対する要求 姿勢の組み合わせ 2 呼吸の問題 呼吸と呼吸の停止 回数と運用 呼吸と舌の運動 腹式呼吸の鍛錬 気貫丹田 3 意識の問題 情緒の安定 目の位置 意守丹田(意識を丹田に集中する) 字句の黙念(言葉の暗唱) 数息と聴息 内観 4 練功中の反応問題 八触 消化機能の増強 新陳代謝 性機能の問題 女性の生理期における練功 5 練功におけるその他の問題の処理 疲労 呼吸の滞り 居眠り 動悸 腹痛、腹脹、胸苦しさ 驚愕 のぼせ 自発動 病状の揺れと再発 第5章 常用功法の解説 1 虚静功 2 太極内功 3 放松功 4 虚明功 5 気動功 6 誘導功 7 九次呼吸法と丹田注気法 8 分症練功法 9 意気功 10 采太陽 11 観星望月 第6章 一般的な疾患に対する気功療法 1 消化器系疾患 潰瘍病 胃下垂 慢性胃炎 常習便秘 幽門狭窄症 腸結核 胃切除後の症候群 慢性腸炎 慢性虫垂炎 消化不良 急性肝炎 慢性肝炎 肝硬変 慢性胆囊炎 2 心臓・循環器系疾患 虚血性心疾患(冠状動脈性心疾患) 高血圧症 原発性低血圧 慢性心臓リウマチ性弁膜症 心筋症 レイノー病 閉窒性血栓血管炎 リウマチ熱(風湿病) 3 神経系疾患 神経症(ノイローゼ) ヒステリー 神経性胃炎 心臓神経症 末梢神経障害 進行性筋ジストロフィー 脊髄癆(梅毒に起因する中枢神経系統の慢性疾患) 自律神経失調症 脳血管疾患の後遺症 心因性難聴 脳の動脈硬化 筋緊張性頭痛 4 呼吸器系疾患 肺結核 慢性気管支炎 気管支拡張症 珪肺 気管支喘息 5 血液の疾患 鉄欠乏性貧血 悪性貧血 再生不良性貧血 6 泌尿・生殖器系疾患 腎結核 遺精 7 内分泌および代謝性疾患 甲状腺機能亢進 糖尿病 8 婦人科疾患 骨盤内炎症性疾患 機能性子宮出血 無月経 生理痛 子宮下垂・脱 子宮頸びらん 妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群) 9 感覚器系疾患 緑内障 視神経萎縮 慢性扁桃炎 機能性難聴 メニエール症候群 第7章 臨床検査と補助治療 1 臨床検査 一般検査 練功検査 治療効果の判定と長期にわたる観察 2 気功療法の補助治療 薬物治療 鍼灸・按摩 理学的療法 3 気功療法における看護 患者の心に対する働きかけ 患者に対する練功の指導
訳者あとがき
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