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超訳 易経 陽 乾為天
竹村亞希子
出版社:新泉社
出版年:2020年02月
コード:   200p   ISBN/ISSN 9784787720047
 
価格 1,760円
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中国古典「易経」の超入門書

帝王学の書「易経」から、龍の成長物語「乾為天(けんいてん)」だけを取り上げて、やさしく解説した超入門書。龍が潜龍(潜龍)、見龍(けんりゅう)、乾惕(けんてき)、躍龍(やくりゅう)、飛龍(ひりゅう)、亢龍(こうりゅう)と成長していく6つの過程を通して、すぐに実践できる具体的な智慧を紹介しました。竹村亞希子の代表作『リーダーの易経』(角川SSC新書)の増補改訂版です。はじめて易経を読んでみたいという人にお薦めの一冊です。

目次:
『新版 超訳易経 陽 ―乾為天―』刊行にあたり

はじめに

序章 「占わなくてもわかる」──易経との出合い
龍が導くリーダーへの道 龍の話を読むコツ

第一章 潜龍から乾惕──志を打ち立て修養に励む
 第一段階 志を打ち立てる──潜龍
 潜龍を用いてはならない
 確乎不抜の志を打ち立てる
 認められないほうがいい時がある
 不遇を楽しむ
 第二段階 師となる人物に見習う──見龍
 師となる人物と出会う
 基本の「型」を学ぶ時代
 原理原則を教えてくれる大人に学ぶ
 大人のコピーに徹する
 陥りやすい「見龍の目くらまし」
 自分に問いかけながら型を学ぶ
 第三段階 失敗に学び、日進月歩する──乾惕
 プロとしての技を磨く時代
 君子とは何か
 果敢に進んで失敗に学ぶ
 大胆かつ細心に、前へ進む
 マネジメント能力を養う
 真摯に仕事に取り組む
 量稽古の実践法

第二章 躍龍から亢龍──リーダーとして立つために
 第四段階 飛躍の「機(き)」をとらえる──躍龍
 機を観る力を養う時代
 「機」がすべてを動かす
 志に立ち返り、力を呼び起こす
 第五段階 雲を呼び、雨を降らす──飛龍
 飛龍は天に在り
 絶好調の時がやってくる
 次の亢龍へと続く道筋
 すべての人、物、事が教えてくれている
 聞く耳を持つ度量を身につける
 諫めてくれる人はいるか
 第六段階 驕り高ぶる龍の顛末──亢龍
 亢龍はかならず後悔する
 行きすぎた亢龍の時代
 人を生かし、時を動かした劉邦
 自分の器量に頼った項羽
 失墜する亢龍にならないために
 自分のことに摺り合わせてみる

第三章 リーダーの原理原則──易経の基礎知識
 龍の話の構成
 天の働きが教える原理原則
 天のシステムを知る
 龍の話は春夏秋冬の物語
 変化の定義
 原理原則の根本は陰陽にある
 八卦と六十四卦
 龍は陰陽の“陽”を象徴する 易経の教えの要は「時中」 時流に乗るな「時中」を観よ

第四章 「時」と「兆し」を観る目を養う
物事は窮まった時に変化する
 兆しは必ず報せてくる
 兆しを観る素養
 幾(兆し)を見て立つ
 時の風を観る
 まわりのすべてが兆しを報せている

おわりに
 陽の力の用い方
 現代に用いる易経の智慧

「乾為天」全文
引用・参考文献
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