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陳独秀と中国革命史の再検討
吉留昭弘
出版社:社会評論社
出版年:2019年04月
コード:   292p   ISBN/ISSN 9784784515714
 
価格 2,750円
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中国共産党創立者の一人であった陳独秀の再評価を起点に、正統史観では闇に葬られてきた歴史の事実に光を当てて、民衆史としての中国革命史を再検討する。

目次:
第一部
 革命後10年間におけるソビエト政権の変質過――「スターリン政治体制」への移行
 第1章 ソビエト政権の誕生と変質
 第2章 ボルシェビキ政権の孤立化と党内矛盾の先鋭化
 第3章 トロツキー・党内反対派による党内闘争の継承
 第4章 小括

第二部 ソ連共産党・コミンテルン下での中国革命の指導路線
 第5章 コミンテルン下の中国革命の指導路線
 第6章 陳独秀『全同志に告げる書』にみる中国第二次革命の全貌
 第7章 中国共産党・党内反対派の由来

第三部 中国共産党のスターリン派と党内反対派の分裂
 第8章 党内反対派から国際反対派へ
 第9章 陳独秀最晩年の小論と『提言』
 第10章 第二次革命敗北後・国内革命戦争期の中国共産党
 第11章 抗日統一戦線期の中国共産党
 第12章 日本帝国主義の敗北と国内革命戦争の再開

第四部 社会主義への過渡期における中国共産党の路線・政策
 第13章 「胡風反革命集団」事件から「大躍進・人民公社」の時期まで
 第14章 民衆の反抗――『星火』にみる民衆決起の闘い
 第15章 プロレタリア文化革命から天安門事件まで
 第16章 プロ文革の民衆的総括・魏京生の『探索』における提言

第五部 プロレタリア革命の新しい時代
 第17章 中国社会の巨大な変化

補論 「いくつかの理論的問題」について
1917年から27年までの中ソ両共産党の年表
あとがき
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