言語多様性の継承は可能か 新版・欧州周縁の言語マイノリティと東アジア
上製
寺尾智史
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出版社:彩流社 |
出版年:2017年08月 |
コード: 288p ISBN/ISSN 9784779122194 |
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標準語一色、グローバル化のなかで英語一色に塗りつぶされようとしている現在の言語社会にあって、消えゆく言語を継承するために……。イベリア半島の「弱小少数言語」ミランダ語、王室のことばだったアラゴン語など欧州の少数言語、そして、世界を席巻する新華僑のことば温州語や加古川流域の「播磨ことば(播州弁)」などを横断する知的冒険の旅。衰亡に瀕する少数言語は、いかに保全され、継承されるべきか、その可能性をさぐる!
【新版にあたって】 ●「言語多様性」の語義および語用来歴についての解説を2ページほど増補! ●アラゴン語の言語法―言語法の国民党による改悪後、国民党の州選挙敗北(2015)による再改正審議が進んでいる点など、 2014年7月の初版で好評を得、在庫もなくなりつつあり、刻々と移りゆく言語多様性を改訂し、新版として刊行致します。※細かな表現も刷新!
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