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日本統治時代台湾の築港・人材育成事業 上製
井上敏孝
出版社:晃洋書房
出版年:2021年05月
コード:   256p   ISBN/ISSN 9784771034471
 
価格 4,950円
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台湾における築港「経験」を明らかにした一冊

本書は日本統治時代の台湾で進められた築港事業の詳細とその歴史的意義を明らかにしようとするものである。1つは、台湾総督府の築港方針、2つめに、築港事業に携わった技術者の人材育成という2つを柱として分析し、台湾の築港事業の「経験」が台湾総督府及び日本帝国のその後の政策にどのように影響したかを解明しようと試みる。

目次:
序章

第1章 清朝の港湾政策――劉銘伝を中心に――

第2章 日本政府の港湾政策
 第1節 明治初期の港湾調査と築港事業
 第2節 港湾調査会設置以前の港湾政策
 第3節 「重要港湾ノ選定及ビ施設ノ方針」
 第4節 港湾調査会規則と組織の変遷
 第5節 「大港集中主義」下における横浜港の築港
 第6節 内地重要港湾の港勢と整備状況

第3章 台湾における築港事業――基隆、高雄、花蓮港を中心に――
 第1節 近代港建設の先駆け
 第2節 台湾南部における米糖積出港
 第3節 日本初の近代堀込式港湾

第4章 台湾総督府による港湾政策
 第1節 主管部局の設置と変遷
 第2節 「集中主義」方針導入以前の港湾政策
 第3節 「集中主義」方針導入の背景
 第4節 貿易量及び航路網の拡大

第5章 統計書から見た内地・台湾・朝鮮主要港の港勢
 第1節 各統計書の概要
 第2節 各主要港の沿革
 第3節 港勢の変遷と輸移出入貿易額の比較

第6章 築港技術者及び技術の対外自立と人材育成
 第1節 技術及び技術者の養成
 第2節 築港事業の進展に伴う技術者の変遷

第7章 南洋進出の拠点化に伴う築港事業の変化
 第1節 『南支那及南洋調査書』分析及び調査内容の分類
 第2節 海南島における港湾調査
 第3節 工業港建設と新高港築港事業の開始

終章

あとがき
索引
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