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租借地大連における日本語新聞の事業活動 満洲日日新聞を中心に /日文研叢書59 上製
荣元
出版社:晃洋書房
出版年:2021年02月
コード:   248p   ISBN/ISSN 9784771034365
 
価格 7,480円
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新聞社主催の各種事業に着目する独創的な視角・新聞への投書や児童の回想録を用いて、文化事業に参加した読者側の反応にも目を向けて本格的に『満洲日日新聞』を検証。丹念な紙面分析と新資料の発掘・単なる言説分析を超え、広い視野・学問分野横断的な手法によって分析した研究書。

目次
序章 租借地大連と『満洲日日新聞』

第1章 満日小史(1907年~1927年)
 1 初代社長森山守次と『満洲日日新聞』の創刊
 2 満日社の組織と人事配置
 3 満日社の経営
 4 『遼東新報』との合併

第2章 植民地統治経済手段としての「大連彩票」(1905年~1915年)
 1 『満日』に現われる「大連彩票」
 2 「大連彩票」廃止への途
 3 「大連彩票」に関わる『満日』の立場
 小結

第3章 体育奨励の一方策としての「関東州野球大会」(1910~1920年代)
 1 大連野球の始まり
 2 第一回「関東州野球大会」の開催
 3 1920年代大連野球界の黄金時代
 4 大連野球に関わる言説
 小結

第4章 植民地教育政策の一環としての「在満児童母国見学団」(1920年~1927年)
 1 「見学団」派遣に至るまでの経緯と1920年代における関東州と満鉄附属地の交通環境
 2 『満日』紙上に見られる「見学団」
 3 感想文からみた見学成果――日本人としてのアイデンティティ及び満洲宣伝――
 小結

第5章 海軍宣伝の一助としての「艦隊便乗見学」(1921年~1932年)
 1 ワシントン軍縮会議前後における言説空間
 2 満日社による「軍艦便乗見学」の始まり
 3 大連海務協会と満日社の提携事業
 4 感想文からみた「便乗見学」の成果
 小結

第6章 初春の吉例としての「歌かるた競技大会」
 1 歌かるたの歴史について
 2 満日社が主催した「かるた大会」の始まり
 3 1920年代満洲かるた界の全盛期
 小結

終章 租借地大連における新聞社の役割
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