中国の労働者組織と国民統合 工会をめぐる中央-地方間の政治力学
上製
小嶋華津子
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出版社:慶應義塾大学出版会 |
出版年:2021年02月 |
コード: 344p ISBN/ISSN 9784766427257 |
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中国共産党中央の熾烈な権力闘争の下で、労働者が生活を守られ、国民として統合されたのはなぜか。労働者統合の組織「工会」を事例に、人びとの生活を守る「安定化装置」がどのように機能したのかを探る、注目の書。
目次: 序 中国における重層的権力構造と生活者の統合――本書の主題
第一部 社会主義国家建設期の工会建設と労働者の統合(一九五〇~六〇年代) 第一章 国家建設と労働者の統合 第二章 社会主義化と労働者の統合をめぐる四つの対立 第三章 社会主義国家建設期の地方における労働者の統合――浙江省の事例
第二部 改革開放期の工会建設と労働者の統合(一九八〇年代) 第四章 改革開放と労働者の統合 第五章 改革開放期の地方における労働者の統合――浙江省の事例
結語
資料・参考文献 あとがき 索引
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