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井筒俊彦の東洋哲学 上製
澤井義次,鎌田繁 編
出版社:慶應義塾大学出版会
出版年:2018年09月
コード:   384p   ISBN/ISSN 9784766425390
 
価格 5,500円
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ギリシアからイスラーム、中国、インド、そして日本――。 「東洋」の諸思想を包含する、メタ哲学体系の構築は可能か。第一線の研究者・批評家が、井筒思想の現代を析出する。

▼国内外の気鋭の研究者13名らによる、過去3年にわたる井筒思想研究の成果として結実した論文集。
▼イスラーム・ユダヤ教・仏教・中国思想・キリスト教の宗教研究者ほか、宗教哲学者、批評家といった多様な執筆陣が集結。
▼『意識と本質』にて井筒俊彦が提唱した思想事業「東洋哲学の共時的構造化」の現代的可能性を、批判的に問い直す。

目次:
はじめに

第Ⅰ部 セム系宗教思想と「東洋哲学」――イスラーム、ユダヤ教、キリスト教
 第一章 「東洋哲学」とイスラーム研究(鎌田繁)
 第二章 井筒俊彦とカトリックの霊性(若松英輔)
 第三章 近代ユダヤ教正統主義におけるコスモスとアンチコスモス(市川裕)
 第四章 「神秘哲学」から「東洋哲学」へ(島田勝巳)
 第五章 イスマーイール・シーア派思想と井筒俊彦(野元晋)

第Ⅱ部 形而上学と東洋思想
 第六章 形而上学的体験の極所――「精神的東洋」とは何か(氣多雅子)
 第七章 井筒俊彦と華厳的世界――東洋哲学樹立に向けて(安藤礼二)
 第八章 井筒俊彦における禅解釈とその枠組み(金子奈央)
 第九章 井筒俊彦が開顕する仏教思想――比較宗教思想的地平から如来蔵思想をみる(下田正弘)

第Ⅲ部 未来へ向けて――「東洋哲学」の展開
 第十章 東洋思想の共時的構造化へ――エラノス会議と「精神的東洋」(澤井義次)
 第十一章 井筒「東洋哲学」の現代的意義――兼ねて郭店『老子』と『太一生水』を論ず(池澤優)
 第十二章東洋における言語の形而上学(ロペス・パソス,フアン・ホセ)
 第十三章 根源現象から意味場へ――思考を生む知性の仕組みを辿る(小野純一)

あとがき
井筒俊彦研究文献一覧(長岡徹郎 作成)
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