中国「強国復権」の条件 「一帯一路」の大望とリスク
柯隆
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出版社:慶應義塾大学出版会 |
出版年:2018年04月 |
コード: 408p ISBN/ISSN 9784766425093 |
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「改革・開放」40年――“目覚めた獅子”はどこへ向かうのか
アヘン戦争以来“中華”の座を追われた中国は、150年余りを経ていま再び世界の中心へと返り咲こうとしている。新しいシルクロード・ネットワークの構築や国際金融機関の中核を担うなど、覇権回復への旺盛な意欲を世界に向けて発信している。 しかし、その足元は十分に安定的なのか? 国内に残る諸問題をいかに整理し、名実ともに王座奪還を果たすには、何が必要か? 気鋭の中国人エコノミストが自国の状況を余すところなく解き明かす!
目次: 第1章 中国的ヘゲモニーと一帯一路 第2章 中華民族の復興と富国強兵の夢 第3章 鄧小平の目指したもの――なぜ彼は毛沢東を否定しないのか 第4章 文革世代の統治と毛沢東思想への回帰 第5章 「改革」と「開放」の矛盾 第6章 国有企業――社会主義計画経済の亡霊 第7章 一帯一路構想と習近平政権の国際戦略 第8章 IT革命と中国社会の変革 第9章 制度論からみた「改革・開放」政策の行方 第10章 中国が「強国」になる条件 あとがき――強国になろうとする中国と日本の対中戦略 参考文献
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