法住経と法住記
森田聖子,小林詔子,村越貴代美,許永晝 訳注
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出版社:文人画研究会/汲古書院発売 |
出版年:2018年11月 |
コード: ISBN/ISSN 9784762995682 |
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内容:
十六羅漢はどこからやってきたのか?
仏や菩薩・祖師といった尊格の供養、罪障の懺悔、経典の講説、伝法の伝授など、一定の目的によって僧侶が集い説法をおこなうことを「施会」という。十六羅漢はこの「施会」に呼応して出現する尊格であり、法滅をくい止める、いわば「法住」の象徴として信仰されてきた。人が守るべき「普遍的なもの」はいったい何処に、どのような形で、どのような人格によって伝えられてきたのか、それはもう滅えてしまったのか、またどうすれば復活するのか、それをさぐる存在が文人なのである。(本書「はじめに」より)
目次:
口絵(釈迦涅槃図・十六羅漢図・玄奘三蔵法師像) はじめに 『仏臨涅槃記法住経』(原文・訓読・現代語訳) 『大阿羅漢難提蜜多羅所説法住記』(原文・訓読・現代語訳) 『法住経』『法住記』とは何か 許永晝 黄庭堅と仏教 村越貴代美 おわりに 森田聖子 参考文献 索引(事項・人名)
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