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万葉集と東アジア世界 下 上製
川勝守
出版社:汲古書院
出版年:2021年05月
コード:   882p   ISBN/ISSN 9784762966743
 
価格 9,900円
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本書はわが国の最初の国書・国民文学と言われる『万葉集』を国語・国文学また比較文学などの面での膨大な研究の上に、あえて「屋上屋を重ねる」愚を犯して「万葉集と東アジア世界」を論じようとするものである。ただ、私の「万葉集と東アジア世界」論はこのテーマから窺える、万葉集は万葉仮名を使って日本語の固有な表記を行っても、所詮は中国文化の傘の中でのできごとであり、また、中国古典文学の『文選』の焼き直しに過ぎないなどなど、万葉集への中国文化の影響を数えあげると言った著作では断じてない。万葉歌人たちがいかなる環境で歌を詠んだか、その環境を当時、天平時代とその直近の時代に即して東アジアの国際的環境との関連で広く捉えてみたい。この場合、環境を東アジア環境とした場合、当該時期の中国、朝鮮諸国との外交関係だけではなく、中国王朝の政治文化、当時の用語で言えば律令制度とのからみも考察視点の一になる。

目次:
『万葉集と東アジア世界』下巻のはじめに/凡例

第十章 万葉集における宮廷歌の古典とその分類 その四
第十一章 古今の相聞往来の歌の類の上
第十二章 古今の相聞往来の歌の類の下
第十三章 万葉集歌総合の補遺
第十四章 万葉集歌における東歌の世界
第十五章 天平八年の遺新羅使悲別贈答海路慟旅陳思及び夫婦離別贈答歌
第十六章 由縁有る雑歌
第十七章 天平二年十一月より天平二十年春、大伴家持の公務と作歌活動
第十八章 天平二十年春より天平勝宝二年春、大伴宿祢家持の公務勤務と作歌活動
第十九章 天平勝宝二年三月朔月より同五年二月二十五日まで、及び古歌の追補
第二十章 天平勝宝五年三月朔月より天平宝宇三年正月一日、及び古歌の追補

『万葉集と東アジア世界』結びの二章
第一章 大友家持と万葉集
第二章 万葉集と東アジア世界

万葉集読み方用例
索引
英文レジメ
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