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魯迅私論外篇 /尾上兼英遺稿集Ⅰ〔近現代文学篇〕 上製
尾上兼英
出版社:汲古書院
出版年:2019年08月
コード:   272p   ISBN/ISSN 9784762966361
 
価格 4,400円
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1988年、東京大学を定年退職した際に上梓した『魯迅私論』以来、一冊の著書も出さずに2017年に逝去した著者。
散在する重要な論文を、後学の大木康・田仲一成両教授が編集し、二冊の遺稿集として刊行する。
近現代文学を対象とした論考を収める第一冊。

目次:

序説 中国近現代文学簡史――魯迅の前後
 一 辛亥革命前――曽樸の『孽海花』
 二 五・四運動から大改革まで
 三 異国と祖国――郁達夫、聞一多、郭沫若の文学の一断面
 四 めざめる女性たち――丁玲、茅盾の文学の出発点

Ⅰ 魯迅作品論Ⅰ
 一 悲惨な遊びの心――〈阿Q正伝〉訳後の感想
 二 書評 魯迅と近代中国の新文化運動――Dr.Haua Sung-K'ang: Lu Hsun and the New Culture Movement of Modern China, Djambatan, Amsterdam.1957
 三 高倉氏の批判を読む
 四 〈阿Q正伝〉と〈藤野先生〉について

Ⅱ 魯迅作品論Ⅱ
 一 〈示衆(ひきまわし)〉について
 二 〈孤独者〉再論――傍観者の論理
 三 『故事新編』雑論――〈非攻〉を中心にして
 四 『野草』における負の世界
 五 『野草』の両面
 六 〈徐懋庸……〉のうけとりかたについて

Ⅲ 魯迅の同時代人
 一 雑誌『新潮』の足跡
 二 学者の政治活動――胡適の場合
 三 郭沫若〈屈原〉――創造社

Ⅳ 現代中国論
 一 中国文芸作品にみる新しい人間関係
 二 中国の大学教育――現状への感想
 三 四人組追放後の中国

Ⅴ 魯迅研究回顧
 一 竹内さんのこと
 二 私と中国研究――中国・魯迅との出会い

Ⅵ 回想録
 一 倉石先生を悼む
 二 魯迅誕生 一一〇周年記念東京シンポジュウム開催の経緯について

魯迅私論外篇初出一覧
あとがき……田中一成
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