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詳細情報
世界秩序の変容と東アジア /汲古叢書171 上製
川本芳昭
出版社:汲古書院
出版年:2022年02月
コード:   314p   ISBN/ISSN 9784762960703
 
価格 9,900円
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東アジア前近代の「中華」と「周辺」の問題意識に「世界秩序」という観点を導入する!

目次:
序言
第一篇 東アジア古代の動態と変容
 第一章 東アジア古代における「中華」と「周縁」の理解をめぐって
 第一節 五胡北朝史と東アジア古代史
 第二節 東アジア史上における人質のもつ意味
 第二章 白村江の戦いと東アジア古代における世界秩序の変動
 第一節 小田富士雄氏の所説をめぐって
 第二節 白村江後、高句麗滅亡に至る国際関係
 第三節 白村江の戦いの歴史的意義
 第三章 東アジアから見た北朝と倭国の動向
 第一節 倭国の北朝認識
 第二節 安東大将軍号と北魏
 第三節 南北朝時代に生じた東アジア世界秩序の変容
 第四章 北魏の洛陽遷都と孝文帝の改革――改革の中国史上に占める位置をめぐって――
 第一節 北魏洛陽出土墓誌の理解をめぐって
 第二節 五徳相生と孝文帝洛陽遷都の歴史的意義をめぐって
 第五章 中華文明と日本の天皇についての覚書――王から天皇へ――
 第一節 シンポジウム報告の一 ――三皇、天皇大帝について――
 第二節 シンポジウム報告の二 ――漢委奴国王、親魏倭王について――
 第三節 シンポジウム報告の三 ――好太王、倭の五王について――
 第四節 シンポジウム報告の四 ――中国皇帝への臣称について――
 第五節 シンポジウム報告の五 ――天皇号の出現について――
 第六節 シンポジウム報告の六 ――僭帝について――
 第七節 シンポジウム報告の七 ――中国と日本の即位儀礼について――

第二篇 世界秩序の更新と東アジア
 第一章 魏晋南朝の世界秩序と北朝隋唐の世界秩序
 第一節 倭国「自立化」の過程
 第二節 四~六世紀朝鮮・中国における中華意識の叢生
 第三節 七世紀冒頭・遣隋使段階における倭国と中国の関係
 第四節 倭国と唐の「争礼」
 第五節 唐・高句麗・百済・新羅の動向と白村江の戦い
 第六節 世界秩序の変貌――魏晋南朝と北朝隋唐――
 第二章 中国を中心として見た漢唐間の「交流と変容」について
 第一節 「魏晋南北朝隋唐時代史の基本問題」シンポジウム
 第二節 「北朝国家論」
 第三節 第一回中国史学国際会議
 第四節 「民族問題を中心とした魏晋南北朝隋唐時代史研究の動向」
 第五節 当該時代における「民族」についての若干の補足
 第三章 顔之推のパーソナリティと価値意識について
 第一節 従来の見解をめぐって
 文林館事件をめぐって「裏切り」はあったのか
 北斉末の顔之推の行動は異常であったのか
 関中時代の顔之推は「失意の人」であったのか
 第二節 顔之推の思想の枠組み
 顔之推の思想の中核――現実主義――
 顔之推の先進性と保守性
 兄弟関係の重視
 女性問題へのこだわり

あとがき――一研究者から見た日本と中国――
索引
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