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東アジアにおける仏教ソーシャルワーク 中国仏教・台湾仏教編 /研究シリーズ 仏教ソーシャルワークの探求 No.7 上製
郷堀ヨゼフ 監修/藤森雄介 編
出版社:学文社
出版年:2021年03月
コード:   194p   ISBN/ISSN 9784762030833
 
価格 1,650円
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多くの社会問題に対応するソーシャルワーカーが求められる一方で現在も「専門職」としての確立が十分とはいえない日本を含むアジア地域においてSWの代替的な機能を担ってきた寺院や僧職者の福祉的実践活動を事例として検討することを通じて、SWにおける「価値」や「社会資源」としての仏教の可能性の探求を目的としている。中国、台湾という東アジア地域のソーシャルワークと仏教について、直接現地での調査を行い現状をレポートし、その可能性を探る。

目次:
刊行に寄せて(長谷川匡俊)
はしがき(藤森雄介)
中国の調査研究にあたって(新保祐光)

第1章 中国仏教の概略と社会事業との関連
 第1節 中国仏教史の概要
 1.1 発芽双葉期
 1.2 生育繁茂期
 1.3 成熟開花期
 1.4 落葉果実期
 第2節中国仏教の特徴と役割り
 第3節中国仏教と社会福祉事業

第2章 中国における社会福利および社会工作教育の歴史と現状
 第1節 中国の概況および社会保障の基本状況
 第2節 中国における社会福利の歴史および現状
 2.1 中国における社会福利の定義および概況:広義と狭義の社会福利、制度と仕組み
 2.2 春秋戦国から明清時代における社会福利思想
 2.3 中華民国時代における社会福利
 2.4 現代における社会福利
 第3節 中国ソーシャルワーク教育の歴史と発展の現状
 3.1 中国ソーシャルワーク教育発展の三段階
 3.2 現時点でのソーシャルワーク教育の成果、発展と方向性
 3.3 典型的な事案:華東師範大学ソーシャルワーク専攻教育とシラバス

第3章 中国仏教寺院における活動から考える仏教ソーシャルワーク
 第1節 本章の目的と範囲
 第2節 研究基盤としての中国研究者との交流
 2.1 調査対象の選定
 2.2 調査の方法
 2.3 調査の視点
 第3節 調査結果
 3.1 いつから始まったか
 3.2 どのような活動をしているか
 3.3 どうしてそのような活動をするのか、活動の根拠としての仏教思想、僧侶として目指すべき人間観、社会観
 第4節 仏教ソーシャルワークへの示唆
 4.1 思想に意味づけられる行為
 4.2 支え合いの拠点としての寺院
 4.3 マクロへの影響力
 第5節 調査のまとめ
 小括─中国における仏教ソーシャルワークの行方

台湾の調査研究にあたって(吉水岳彦)

第4章 人間仏教における慈善の理念と実践
 第1節 序言
 第2節 人材育成の慈善事業
 2.1 社会での教化
 2.2 公益活動による教化
 第3節 寺院を建立、心を落ち着かせて行う慈善事業
 3.1 人心を安定させる
 3.2 社会を安定させる
 第4節 福祉社会の慈善事業
 4.1 子どもを育て老人を養う
 4.2 医療による貧困者の救済
 4.3 護智センター
 4.4 友愛サービス
 4.5 国内外での被災地救援活動
 第5節 結語

第5章 台湾における仏教ソーシャルワークについて
 第1節 調査の目的と方法
 1.1 調査研究の目的と方法
 1.2 インタビュー調査の対象
 1.3 主な研究協力者
 第2節 台湾の宗教とソーシャルワーク
 2.1 台湾の宗教
 2.2 現代台湾における社会課題―少子高齢化と外国人労働者の受け入れ―
 2.3 台湾における仏教とソーシャルワーク
 第3節 台湾における仏教ソーシャルワークの現状
 3.1 慈済会における仏教ソーシャルワーク
 3.2 佛光山における仏教ソーシャルワーク
 3.3 法鼓山における仏教ソーシャルワーク
 3.4 福智における仏教ソーシャルワーク
 第4節 台湾における仏教ソーシャルワークの特色
 4.1 台湾仏教教団における福祉実践に結びつく教育
 4.2 拝仏から行仏へ―請求的な祈りから実践仏教へ―

資料
 福智による福祉的活動について
 福智の創始者・日常和尚
 十善社会を共に築くための事業と活動

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