むかし「日本人」いま『台灣人』 最後の日本語世代が「日本人」として生きた時代を、いま『台灣人』として振り返る
松本洽盛 編
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出版社:明日香出版社 |
出版年:2019年07月 |
コード: 272p ISBN/ISSN 9784756920416 |
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日本統治時代を生きた最後の日本語世代が語る草の根の証言とエピソード。台湾と日本の強い絆と厚い信頼感はなになのか? がわかる。
目次: まえがき 台湾地図
Ⅰ 座談会・むかし「日本人」、いま『台湾人』 日本人移民村・鳳林で生まれ・育ち・学んだ最後の日本語世代は戦中・戦後の時代をどう受け止め、どう生きたか
Ⅱ 私の日本時代――日治時代を知る17人の個人的体験 1 助けたり、助けられたり、悲喜こもごもの思い出(楊淑娥) 2 日本の敗戦、惜しかったな、勿体ないことした!(游景聰) 3 わたしには大和魂、日本精神が残っている(黄松徳) 4 高女時代の教育・礼儀作法にはホントに感謝しています(曾潤英) 5 生涯の親友・宏クンのこと、駆逐艦轟沈のこと(林秀吉) 6 日本人開拓移民村・吉野村の小作人の倅に生まれて(傳昌銘) 7 わが世代の「日本時代」は多事多難(邱煥堯) 8 わたしを育ててくれた恩人は、みんな日本人です(鄭茂李) 9 昔の日本人に会いたい、話したい(郭紹海) 10 金田一春彦氏を感激させた日本語への愛情(呉滄瑜) 11 日本統治時代を知る年寄りは皆「日本びいき」です(林長榮) 12 子どもの頃からいい感情を持っていたよ(李明通,李謝季春) 13 日本人のきっちりした性格と整理整頓、いいですね(邱文木) 14 日本留学、アメリカ移住、再び故郷・花蓮へ(頼金徳) 15 日本式教育が育てたもの、残したもの(林清照) 16 少年工、敗戦、投獄生活12年を超えて(陳顕宗) 17 日本語を活かして知られざる日本時代を伝えたい(邱顕昌)
本書の制作にあたって取材・資料提供等にご協力いただいた方々 参考文献
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