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劉弘墓志
朱滸 編
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| 出版社：上海书画出版社 |
| 出版年：2021年11月 |
| コード：474714 47p ISBN/ISSN 9787547927373 |
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「劉弘墓志」は隋の開皇13年（593年）5月16日埋葬、現在は江蘇師範大学漢文化研究院に所蔵される墓誌。2009年に江蘇省徐州市の高速道路建設現場より発見された。隋代の墓誌は出土数が少なく、かつ河南・陝西・河北以外の地域から出土する例も稀である。また、南北朝の分裂が終息したばかりの隋初の時期に南北交接の地である徐州から出土した点からみても、「劉弘墓志」は高い歴史的価値を有する。さらに魏晋南北朝から隋時期における書法の風格をあらわす墓誌として、書法史においても重要性が高い。志主の劉弘および劉氏家族は彭城における豪族で、書法の世家であった。撰文者の薛道衡もまた隋代を代表する文筆家であり、書法家であった。「劉弘墓誌」は学術雑誌に発表された以外、拓本の出版は本書が初である。
《刘弘墓志》，隋开皇十三年五月十六日葬，现藏于江苏师范大学汉文化研究院。志石基本呈方形，青石质，未能同时发现墓志盖。志石素面无纹饰，长83厘米，宽68.3厘米，厚度8厘米。志面有界格，小字楷书，字径约2厘米余，共计33列，满列29字，共计914字。
《刘弘墓志》风格近《董美人墓志》《苏慈墓志》《孔子庙堂碑》等，书中除墓志作品外，另有与其他名碑的对比解析，从书法风格上看，《刘弘墓志》有以下几点意义：一、此前徐州出土的隋志极少，在地域分布上，可以弥补隋志在河南、陕西、河北以外地区资料不足的遗憾；二、此墓志立于隋初开皇年间，其时刚刚结束了南北分治近300年的局面，而墓志所在地徐州又地处南北交接之处，它对于梳理南北书风的交融与影响具有重要意义；三、志主刘弘及其刘氏家族，不仅是世居彭城的豪门大族，同时也是书法世家，志主墓志书写的审美风格理应与刘氏家族的审美趣味合拍，这对于了解刘氏书法世家、乃至研究魏晋南北朝期间的书法世家都有启示意义；四、撰文者薛道衡作为有隋一代文宗，又是隋代最重要的书法家，此墓志的出土不仅有助于补充其生平和交游史料，在其书作极度缺乏的情况下，也有助于间接了解其书法面貌。
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