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日中電力産業の規制改革 競争政策からみた自由化への歩み /早稲田大学エウプラクシス叢書014 上製
李慧敏
出版社:早稲田大学出版部
出版年:2018年09月
コード:   318p   ISBN/ISSN 9784657188045
 
価格 4,400円
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かつて電力産業は、日中両国において厳しい政府規制の下に置かれてきた。しかし、近年日本では、発送電分離など規制緩和が進められている。一方、中国はいち早く電力産業の規制緩和に取り組んできたが、自由化への過程は必ずしもうまく進んでいないのが実情である。日中両国における電力産業自由化の歴史と現状を分析するとともに、電力産業のような寡占産業における事業規制法と競争法の相互関係を考察する。

目次:
まえがき
序章 本書の構成
第1章 電力産業に対する政府規制の法理と規制改革
 第1節 電力産業の基本的特徴
 第2節 電力産業に対する伝統的な政府規制の法理
 第3節 規制緩和期における政府規制の再認識
 第4節 規制改革による政府規制の範囲の拡大
 第5節 小括
第2章 中国の電力産業における政府規制および市場化改革の試み
 第1節 電力体制改革前の規制状況およびその特徴
 第2節 中央政府による完全独占体制から競争の導入へ
 第3節 中国の電力産業の改革後の現状
 第4節 移行期における電力産業に対する政府規制
 第5節 「市場化改革においては競争法の役割をより一層に重視すべき」という主張
第3章 中国の電力産業への競争法の適用および政府規制との衝突
 第1節 中国の電力産業への競争法の適用可能性
 第2節 電力産業における競争制限的行為
 第3節 中国の電力産業における事例の分析
 第4節 電力産業に対する競争法体系の運用への影響
第4章 日本の電力産業の規制状況および自由化改革
 第1節 日本の電力産業の規制制度の歴史的変遷
 第2節 日本の電力産業における自由化改革
 第3節 日本の電力産業体制の今後と主な論点
 第4節 「電気事業法」の規制内容
 第5節 日本の電力産業における競争の現状と問題点
 第6節 小括
第5章 日本の電力産業における競争法の適用状況
 第1節 電力産業に対する独禁法の適用可能性
 第2節 電力産業に対する独禁法適用の課題
 第3節 これまでの事例の分析
 第4節 小括――事業法と競争法の役割区分と「二重規制」問題
第6章 電力産業における政府規制および競争政策の相互補完
 第1節 日本における事業法規制と独禁法規制の関係
 第2節 電力産業における事業法と競争法の相互補完および具体的な在り方
 第3節 中国の電力産業における「政府規制優先主義」
 第4節 中国の電力産業に対する示唆――政府規制と競争政策の相互関係の再構築
あとがき
参考文献
索引
英文要旨
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