チベットの歴史と社会 上 歴史篇・宗教篇
上製
岩尾一史,池田巧 編
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出版社:臨川書店 |
出版年:2021年03月 |
コード: 354p ISBN/ISSN 9784653045618 |
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歴史学、宗教学、言語学、人類学など各分野の専門家が集結し、最近のチベット研究の成果をふんだんに盛り込んだ、日本のチベット学の現在を知るための書。本書は既に存在する解説書とは一線を画し、平易な概説と専門的な論文との間の架け橋となる。上巻は歴史篇・宗教篇を収録。
目次: はじめに(岩尾一史)
歴史篇 歴史篇 序文(岩尾一史) 第1章 古代期のチベット(岩尾一史) コラム チベットの名称(武内紹人) 第2章 皇帝家の失墜と仏教の復興(井内真帆) コラム 古代チベットの占い(西田 愛) 第3章 モンゴル政権・明朝中国との接触とチベット社会の変容(山本明志) 第4章 ダライ・ラマ政権成立前後のチベットと東方ユーラシア(池尻陽子) コラム 歴代のダライ・ラマとパンチェン・ラマ(池田 巧) 第5章 ダライ・ラマの即位を巡る争いと清朝の影響力のはじまり(小松原ゆり) コラム 「熬茶」と中央ユーラシアの仏教世界(岩田啓介) 第6章 チベットと近代世界(小林亮介) コラム チベットの貨幣(小松原ゆり) 第7章 現代チベット社会の形成と展開(大川謙作) 歴史篇 参考文献
宗教篇 宗教篇 序文(加納和雄) 第8章 インド仏教中観派のチベットへの展開(熊谷誠慈) 第9章 チベット仏教思想史の再構築に向けて―新出資料カダム全集―(加納和雄) コラム 古代チベットの宗教(西田 愛) 第10章 ゲルク派―論理・実践・詩―(根本裕史) コラム チベットの聖地巡礼(村上大輔) 第11章 チベット語仏典の諸相(小野田俊蔵) コラム デルゲパルカン(池田巧) 第12章 ニンマ派の世界観と実践論 ―ロンチェンパ「休息三部作」が説くゾクチェン修道論におけるマインドフルネス― (マルク=アンリ・デロッシュ/根本裕史 訳) コラム チベット美術概説(大羽恵美) 第13章 「仏(ふつ)」の教えとしてのボン教(三宅伸一郎) コラム 暦と縁起担ぎ(小野田俊蔵) 宗教篇 参考文献
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