玄奘三蔵がつなぐ中央アジアと日本
上製
近本謙介,影山悦子 編
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出版社:臨川書店 |
出版年:2023年12月 |
コード: 376p ISBN/ISSN 9784653045595 |
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玄奘の足跡と記憶を追う――
名古屋⼤学「⽂化遺産と交流史のアジア共創研究ユニット」による国際ワークショップの成果を書籍化!
玄奘が旅した中央アジアに関する論考から、旅行記や伝記が伝える玄奘の信仰、帰国後に行った訳経の影響、後の時代のトルファン、敦煌、日本に残された玄奘の記憶まで。玄奘が残した遺産を幅広く解説する。
目次: はじめに 第一部 玄奘が旅した中央アジア 歴史、言語、美術 第一章 玄奘とトゥルファン(荒川正晴) 第二章 玄奘とソグド人(吉田 豊) 第三章 玄奘のコータン来訪とドモコのトプルクトン遺跡(エリカ・フォルテ(影山悦子訳)) 第二部 玄奘の弥勒信仰と観世音信仰 第四章 バーミヤーン西大仏と仏龕壁画 弥勒信仰の生成と玄奘の見聞・信仰(宮治 昭) 第五章 玄奘と観世音信仰(佐野誠子) 第三部 玄奘の訳経 造形と教義 第六章 敦煌莫高窟初唐期仏龕内に描かれた維摩経変 ――玄奘訳『説無垢称経』による図像解釈(濱田瑞美) 第七章 玄奘の訳経と教義論争(小野嶋祥雄) 第四部 玄奘の記憶 第八章 敦煌文献『仏説金剛経纂』に見られる玄奘三蔵とその信仰(荒見泰史) 第九章 古テュルク語訳『慈恩伝』研究の現在地と新視座(橘堂晃一) 第十章 玄奘が見たソグド人と「玄奘三蔵絵」のソグド人(影山悦子) あとがき 付記 国際ワークショップ「玄奘三蔵がつなぐ中央アジアと日本」開催の記録 執筆者紹介
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