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馬・車馬・騎馬の考古学 東方ユーラシアの馬文化 上製
諫早直人,向井佑介 編
出版社:臨川書店
出版年:2023年03月
コード:   318p   ISBN/ISSN 9784653045397
 
価格 3,520円
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最新の考古学研究と理化学的分析の成果のもと、馬の家畜化から車輛の導入、そして騎馬遊牧まで、馬と人とが歩んできた長い歴史を解きあかす。人類社会における馬の役割とその重要性とは――。馬を鍵として、ユーラシア諸地域の歴史・文化を横につないで理解するための新たな視座を提供する。


目次:
序 文(諫早直人)
第Ⅰ部 草原の馬文化――馬家畜化からモンゴル帝国まで――
 第1章 戦車と騎馬――家畜化後の広域交流――(中村大介)
 はじめに/第1節 家畜化に関する研究/第2節 車輛と戦車/第3節 騎乗と高速移動/第4節 東方拡散/おわりに
 コラム1 東部ユーラシア草原地帯の馬と馬具――パジリク文化期と匈奴期の特徴ある2事例を中心に――(大谷育恵)
 第2章 モンゴル帝国の祭祀とウマ犠牲(白石典之)
 はじめに/第1節 史料にみるウマ犠牲/第2節 ウマの殉葬/第3節 祭天祭地のウマ犠牲/第4節 祖先慰霊のウマ犠牲/第5節 民族例にみるウマ犠牲/第6節 ウマを犠牲とする祭祀の位置づけ/おわりに

第Ⅱ部 中国の馬文化――馬車から騎馬へ――
 第3章 中国古代の車馬(岡村秀典)
 はじめに/第1節 殷墟出土車馬とその源流/第2節 西周時代における戦車の改良/第3節 戦国・秦漢時代における戦車から騎兵への転換/第4節 秦漢時代における乗用車馬の発達と普及/第5節 車制の成立/おわりに――車馬の衰退
 第4章 牧馬の育成――中国古代養馬史の再構築――(菊地大樹)
 はじめに/第1節 中国最古の飼養記録/第2節 古典籍、出土文字資料にみる馬飼集団/第3節 考古科学からみた養馬技術/第4節 古代馬の実像/第5節 マメ科飼料の導入と飼養技術の東伝/おわりに
 第5章 中国における騎馬の導入と展開(向井佑介)
 はじめに/第1節 古代中国における騎馬の導入/第2節 騎馬の普及と馬具の革新/第3節 胡族国家の影響/第4節 花開く宮廷の騎馬文化/おわりに
 コラム2 馬模型にみえる鞍の変化――北魏の後輪傾斜鞍とその広がり――(大平理紗)

第Ⅲ部 馬文化の東伝――中国から朝鮮半島、そして日本列島へ――
 第6章 鐙の出現――騎馬文化東伝の原動力――(諫早直人)
 はじめに――西から東へ/第1節 鐙の出現/第2節 世界最古の実物鐙/第3節 鐙の東方展開/第4節 鐙の出現と騎馬文化の東伝/おわりに――東から西へ
 コラム3 韓半島の初期馬生産と牧場(李 炫姃)
 コラム4 馬と塩――5~6世紀代の奈良盆地の事例を起点に――(青柳泰介)
 コラム5 同位体比分析からみた馬の飼育(覚張隆史)
 特別論考 古代東アジアの馬文化と植生(篠原 徹)
 第1節 草原の騎馬遊牧/第2節 古代東アジアと植生/第3節 草原から森林へ伝播する馬文化/第4節 楽浪海中の倭人社会/第5節 古代東アジアの社会経済的世界と考古学
 あとがき(向井佑介) 
 索引/編者・執筆者紹介
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