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理論と批評 古典中国の文学思潮 /京大人文研東方学叢書7 上製
永田知之
出版社:臨川書店
出版年:2019年06月
コード:   292p   ISBN/ISSN 9784653043775
 
価格 3,300円
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言葉の力を信じた人々は、文学に何を見いだしたのか

「道徳・倫理を離れた文学に価値はない」。儒教の枠組みのなかで多分に建前として語られるこうした言説は、時代に伴い多様化する作品と、如何に詩や文章をつくるかという技法論とに結びつき、複数の潮流を為す文学論を生み出していく。紀元前から二十世紀前期まで、文学をめぐるさまざまな言説に焦点を当て、長きにわたり語られてきた文学の系譜をたどる。

目次:
はじめに
第一部 継承と変容
 第一章 文学論の興起
 第一節 「文学」の萌芽
 第二節 解釈の可能性
 第三節 文学独自の理論の発生
 第二章 文学論の発展
 第一節 『文心雕龍』の体系性
 第二節 『詩品』の詩歌批評
 第三節 文学理論・批評書登場の背景
 第三章 文学論の展開
 第一節 唐代
 第二節 宋代
 第三節 元代
 第四節 明代
 第五節 清代
第二部 言説の系譜
 第四章 文学論の媒体
 第一節 文学を論じる様式
 第二節 選集
 第三節 摘句
 第四節 詩格
 第五節 論詩詩
 第六節 詩話
 第七節 評点
 第八節 技法論との関わり
 第五章 文学論の占める位置
 第一節 創作と批評・理論
 第二節 文学批評・理論と図書分類
 第三節 「文学」の位置
 第四節 批評の可能性
 第六章 言葉による表現の可能性
 第一節 言語表現の範囲
 第二節 象徴化と言語
 第三節 言葉を超えた存在
 第七章 伝統の総括をめぐって
 第一節 古典文学であることの条件
 第二節 「古典」と「近代」の間
参考文献一覧
あとがき
図版出典一覧
索引
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