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日産の創業者 鮎川義介
上製
宇田川勝
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| 出版社：吉川弘文館 |
| 出版年：2017年03月 |
| コード： 256p ISBN/ISSN 9784642083126 |
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大正・昭和時代、斬新な構想力と革新的な事業活動で勇名を馳せた技術者、実業家。社会公益に役立つ未開拓分野の先駆者を目指し、機械工業の基礎素材である可鍛鋳鉄の事業や自動車産業を開拓。戦後は中小企業の助成活動や政治家として精力的に活動した。日産コンツェルンや満業経営にも説き及び、革新（イノベーション）企業家の波瀾の生涯を辿る。
目次：
はじめに
第一章 生い立ちと金持にならない誓い
一 長州士族の家に誕生
二 華麗な門閥
一 大恩人・井上馨
一 東京帝国大学時代
第二章 産業開拓活動
一 職工からの出発
二 戸畑鋳物と可鍛鋳鉄事業
三 日産自動車の事業活動
第三章 日産コンツェルンの形成
一 共立企業の設立と経験
二 親族の事業経営に参画
三 久原財閥から日産コンツェルンへ
四 日産コンツェルンの戦略と金融
五 日産コンツェルンの構造と組織
第四章 満業コンツェルンの経営
一 日本産業の満州移転
二 日産側の事情と鮎川の「夢」
三 満業経営の実態
四 民間外交の展開
五 満業の改組と日産コンツェルンの奪回策
第五章 社会企業家としての活動
一 義済会の設立と活動
二 日産コンツェルンの解体と鮎川義介の財閥指定
三 外資導入工作と電源開発・道路整備問題
四 中小企業助成活動
終章 鮎川義介の企業家活動の特質
一 人生の「ハイキング・コース」
二 鮎川義介の企業家活動の革新性と遺したもの
あとがき
鮎川義介略年譜
参考文献
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