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古代朝鮮の国家体制と考古学
上製
山本孝文
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出版社:吉川弘文館 |
出版年:2017年11月 |
コード: 330p ISBN/ISSN 9784642081535 |
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三国時代の韓半島に流入した中国式の政治制度は、遺跡から出土する物質資料にどのように反映されているのか。墳墓と葬制、土器様式に現れた生活・祭祀の変化や文書行政の開始、服飾に反映された身分表象など、発掘資料から古代朝鮮の国家体制を追究。文献史学の研究対象だった古代の政治史に、考古学的な手法で鋭くアプローチした画期的な一冊。
目次: 序章 韓半島三国時代における国家形成後の社会 第1部 百済・新羅墓制の変質と古墳築造の統制 第1章 百済後期石室墳の階層構造と官制 第2章 新羅後期石室墳の階層構造と官制 第3章 古墳築造の変質と墓葬の制度化 第2部 東アジアにおける土器様式の変化と文書行政 第1章 7世紀における土器様式の転換と社会変化 第2章 陶硯から見た文書行政の普及 第3章 百済陶硯の変遷と文書行政 第4章 新羅陶硯の変遷と文書行政 補論 文房具からみた文書行政の展開 第3部 帯金具と服飾の画一化と身分表象 第1章 百済の帯金具と官制の整備 第2章 新羅の服飾関連遺物と官制 第3章 唐代腰帯具の導入から見た官制の伝統と変革 終章 考古資料から見た古代国家の成熟と法制度 註 参考文献 あとがき 索引
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