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海底に眠る蒙古襲来 水中考古学の挑戦 /歴史文化ライブラリー478
池田榮史
出版社:吉川弘文館
出版年:2018年11月
コード:   272p   ISBN/ISSN 9784642058780
 
価格 1,980円
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鎌倉時代の蒙古襲来時に沈んだ元寇船が発見された長崎県の鷹島海底遺跡。当時の造船技術や積荷などの解明に大きな期待が寄せられるが、水中という困難な環境でいかに調査は行われたのか。音波探査やダイバーによる発掘作業、映像撮影、実測図作成、船体保存など、試行錯誤で進められた現場の様子を紹介。水中考古学の手法と今後の可能性を探る。

目次:
水中考古学とは―プロローグ
鷹島海底遺跡と調査の歩み
 鷹島海底遺跡
 これまでの調査の問題点
蒙古襲来
 蒙古襲来前夜
 文永の役
 弘安の役
蒙古襲来の解明に取り組む―調査手法の模索
 いざ、鷹島海底遺跡へ
 音波探査の試み
 水中考古学的調査手法の模索
鷹島一号沈没船と大型木製椗の調査
 元軍船の確認へ
 鷹島一号沈没船の水中発掘調査
 鷹島神崎遺跡の国史跡指定とさらなる調査へ
 鷹島一号沈没船の実像
 大型木製碇の調査と検討
鷹島二号沈没船の調査
 鷹島二号沈没船の発見
 鷹島二号沈没船の構造と遺物
新たな研究ステージへ―エピローグ
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