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明治日本と日清開戦 東アジア秩序構想の展開 上製
大澤博明
出版社:吉川弘文館
出版年:2021年10月
コード:   302p   ISBN/ISSN 9784642039093
 
価格 9,900円
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近代日本の分岐点となった日清戦争。日本はなぜ朝鮮をめぐる清との戦争に至ったのか。その開戦過程を、国際的要因、日英清提携論の形成、幕末以来の外交上の道義、清との交渉の視角などから詳細に分析。朝鮮永世中立化構想や日清共同朝鮮内政改革を軸に、東アジアにおける地域秩序の構築を目指した明治外交の考察を通じて、日清開戦像を捉え直す。

目次:
序章 本書の視覚と課題
第一章 日本外交の理と情
 第一節 明治初年の朝鮮政策
 第二節 アジア連帯の模索
第二章 対日不信と日本外交
 第一節 朝鮮開国策と日本に対する不信
 第二節 不平等条約改正に向けた信頼喚起
 第三節 外交観と壬午軍乱への対応
第三章 日本の朝鮮永世中立化構想
 第一節 朝鮮永世中立化の発想
 第二節 朝鮮永世中立化の対清提起
第四章 連続的危機と日英清提携論の浮上
 第一節 危機の中の日本外交
 第二節 天津条約体制の形成
第五章 朝鮮政策のゆらぎと再統合
 第一節 朝鮮政策論の幅
 第二節 日本における東アジア政策論
第六章 政策転換
 第一節 天津条約第二条の機能不全
 第二節 第二次伊藤内閣と日英清提携論
 第三節 日英清提携への反流
 第四節 朝鮮永世中立化論から日清共同朝鮮内政改革論へ
第七章 日清共同朝鮮内政改革論と日清開戦
 第一節 合意調達失敗過程
 第二節 ロシアの周旋と李鴻章「喪失」
 第三節 イギリスの仲介と提携対象変更
 第四節 李鴻章の「復帰」と北京政府の開戦論
終章 日清開戦像はどのようにしてつくられたか
あとがき
索引
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