中国を目指すザビエル 上川島での活動と崇敬の端緒
上製
岸野久
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出版社:吉川弘文館 |
出版年:2024年01月 |
コード: 280p ISBN/ISSN 9784642029834 |
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日本布教ののち、ザビエルは中国開教を目標とした。 その試みについて、発端から上川(サンチョアン)島での急死により終了に至る経過と周囲の環境、あわせてザビエルの最期とその後の状況を解明。 従来の研究の問題点を指摘し、定説に再検討を迫る注目の書。 巻末史料として、臨終のザビエルを伝える唯一の記録である、中国人アントニオ書翰二種の全訳を掲載する。
目次: 序章―本書のねらい 第一部 上川島での活動 第一章 「ザビエルの岩」の歴史的意義 第二章 上川島における「中国プロジェクト」―入国の試みとその結末 第三章 上川島におけるルイス・デ・アルメイダ―その地位と役割 付論1 同名異人のアルメイダ 付論2 埋葬に居合わせたとされるポルトガル人 第二部 ザビエルの死をめぐる問題 第一章 マラッカへの遺体の移送者アルメイダ 第二章 上川島における崇敬の端緒 第三章 ザビエルの死亡日―一五五二年一二月二日か三日か 補論 ザビエル研究の軌跡 第一章 ザビエル研究の新視点―枠組みとしての三資格 第二章 アジア海域のフランシスコ・ザビエル 第三章 ザビエルとその後継者たち 巻末史料「アントニオ書翰」
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