戦国期日本の対明関係 遣明船と大名・禅僧・商人
上製
岡本真
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出版社:吉川弘文館 |
出版年:2022年03月 |
コード: 310p ISBN/ISSN 9784642029742 |
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諸勢力の対立と協調の構図を見直し、禅僧・商人の活動等の論点を未検討・新出史料から検証。後代への影響も見据え日明関係史を追う。
戦国期の遣明船の派遣は、主導権をめぐる国内での争いや明国側の受入事情など、多くの問題を抱えつつも数次に及んだ。細川氏・大内氏ら諸勢力の対立と協調の構図を見直し、使節の歴史的位置や禅僧・商人たちの活動など多岐にわたる論点を、未検討・新出史料も駆使して検証する。南蛮貿易・朱印船貿易への影響も見据え、日明関係史の推移を追う。
目次: 序章 研究史と課題
第一部 戦国期遣明船の経営者・派遣主体 第一章 寧波の乱以前の遣明船と細川氏 第二章 「堺渡唐船」考 第三章 種子島「新貢之三大船」考 第四章 天文年間の遣明船と大内氏の国内活動
第二部 遣明船からの連続と変容 第一章 弘治年間の遣明使節の歴史的位置 第二章 「山隣派」と遣明船 第三章 堺商人日比屋と十六世紀半ばの対外貿易 第四章 戦国期の京都商人と対外貿易
終章 結論と展望
あとがき 索引
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